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看護師シンママにマウントを取られた話

そのお金、本当に得たい?


これは看護師のシンママさんにマウントを取られた時、自分に問いかけた言葉

子供が保育園に通っていた頃、休日の公園で保育園が一緒のママさんに遭遇した
お互いにシングルマザーだということがわかって雑談しているなかで、国からもらえる補助金的な話をしていた

「補助があるから助かりますよね」ってポロッと言ってしまったのだけど
シンママの補助金って一定の収入以下の人がもらえる制度であって、補助をもらっているという事は自分の収入がそれ以下だと宣言しているようなもの

すると看護師ママさんは
「いいですね〜、うちは補助がないから大変で。」と嬉しそうに話し始めた
持ち家がどうとか仕事の事とか色々
その時の私が捻くれていたのか、「私は看護師でお金持ち」とマウントを取られているように感じて悔しくて惨めだったのを覚えている

当時の私は小さな1LDKに住んでいて、時には子供の集金が足りなくて家にあるデジカメなどを売って工面する程お金がなかったから。

だけどその時
「私も看護師になってそのお金を得たいのか?」
と自分に問いかける

答えは即答で「NO」だった

ずっと私が軸にしてきた事
「幸せに働く」ということはお金を沢山稼ぐ事ではない
子供との時間も自分の時間もしっかり取れて楽しく働く事

看護師の仕事は立派だけど、夜勤があって大変かもしれないし一歩間違えば人の命にも関わる仕事
対して私は週4勤務の正社員。土日休みで子供との時間はたっぷりあったし平日休みには自分の時間も取ることができていた
その大切な時間を捨ててお金を得たとしても幸せじゃないことは明白だった


だから私はどんなにお金がなくてピンチになってもお金の為に仕事を増やしたりバイトをする事はなかった
さすがにお金がなさすぎてバイトした方が良いかもって思うことは何度もあったけど、なぜかこの「必要以上に働かない」という事は頑なに守っていました。笑

その後、バイトや副業・学びなど色々やってはいたけれど
いつも基準は自分がやってみたいかどうか・幸せかどうか
だから時給は低かったり全然お金にならなかったりするけど心は満たされた
お金を基準にしないのがマイルール

守るものがあるからこそ、どうしてもお金の事って考えがちだし悩むけど
子供を守るにはまず自分が幸せでいることが大事
だから自分が幸せでいるために「幸せに働く」ということにこだわってきた

理想の働き方は完璧にはまだ叶っていないけど
そのこだわりのおかげで今も子供との時間も自分の時間もしっかりとって、やりたい事に挑戦する時間もある
いつの間にか収入は以前よりも増えてなんとか普通の生活ができ、昔よりも幸せを感じることが増えたと思う


人と比べてしまったら
自分はどうしたい?何が幸せ?
何度でも問いかけよう






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