バクティ

私は主のしもべ。
私は主の器。
私は主の道具。

主のおもしべすままに私は動く。
主のおもしべすままに世界は動く。

全ては絶対なる主の道具。
全ては主の器。

各々が偉大なる主から役割を与えられる。

私は私の役割を。
あなたはあなたの役割を。

我々は操られるがままに世界で踊る。
我々は主のおもしべすままに動く。

主が一切の支配者である。

我々は踊る。
主が糸を引くままに。
あたかも操り人形のように。
三界全ては至福に踊る。

主の御心に心合わせたなら。
この世はなんと歓喜で美しいことか！

全ては主の遊戯である！

主のおもしべすままに全ては動く。

しかしながら。
事は決して悪い方向には動かない。

必ず前進を以て主の遊戯は進みゆく。

神を愛しなさい。
神に心を明け渡しなさい。
神が一切全ての行為者です。

この世でただ神だけが全てを動かす絶対者です。

全てを神の愛として受け取り。
後のことは神にお任せしなさい。

神が全てを動かす。
ならば神に傅きなさい。

それが人生の最善です。

神を愛し。
神を敬い。
神を称え。
神に供養し。
神の御名を唱え。
神に自己の全てを捧げなさい。

神は至福の権化であられる。
然るに我々は神に自己を捧げても何一つとして不利益は生じない。

至福の権化たる神に全てを捧げれば。
そこに残るは至福の輝きに満ちたあの御方だけなのだから。

シュリー・クリシュナはギーターの中でこのように仰られた。

私は私に明け渡した度合いに応じてその者に報いる。

我々が自己を絶対なる主に明け渡せば明け渡す程に主は我々に報いてくださる。

それゆえ我々は明け渡しに恐れを抱く必要はない。

絶対者であられる主が我々を助けてくださるのだから。一体何を恐れる必要があろうか。全てを明け渡し全てを主に任せるがよい。万象は万事解決に導かれる。

主は絶対者であられる。
主はこの世の全ての全てであられる。
主が唯一の行為者であられる。
主がこの世の全てを動かしておられる。

主こそが我々の全てであられる。

我々は主に傅く他ない。
それ以外の選択肢は端からないのである。

しかしながらそれは悲観的なものではなく。
有り余る程の歓喜と自由に満ちている。

この世の神聖は主に全てを明け渡した時に気付く。

この世は至福と歓喜。自由と神聖に満ちた神のお遊びであった。

あなたはそれをバクティを以て悟るだろう。

あなたは完全なる至福と自由を享受する。

それが純粋な神への愛と余すとこなき明け渡し。

すなわちバクティである。