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オオカミ狩りを見たよ


本日、まさゆみさんにお誘い頂いて『オオカミ狩り』を見ました。
韓国産のバイオレンス・サバイバル・アクション!

以前、稲荷さんがこれがよかったらしいという話(確かまた聞き??稲荷さん本人は見たのかは覚えてない。いや、ジョーさんからだったか???とにかくいつ面から聞いた)と、やくざvs警察vs化け物vsダークライになって船内でくんずほずれつバイオレンスだという話、それからいい感じのイカれ男が出て来るよという事前知識のみありでの視聴。
そう、なにを隠そう俺はイカれ野郎が大好き。(別に隠れてないかも)


あらすじとしてはフィリピンで逮捕された凶悪犯たちが、韓国へ貨物船へ乗せられて強制送還のために釜山港へどんぶらこされる。
船内には凶悪犯担当の刑事たちが配備され、韓国本土からは海上護送のためのチームがサポート。
ただ、凶悪犯の中の犯罪者一味が刑事チームに紛れ込んでおり脱走補助、凶悪犯罪者たちが船内に放たれ……といった感じ。


映画通しての感想としては、

暴力!!!!血!!!!ひゃっはーーーー!!!!

すごかった、もう過剰なほどの暴力。
死体と血液の満漢全席。
噂によると、撮影に使われた血糊の量は2.5tらしい。とんでもねぇ。
…………🙄

今文章を書きながら、2.5t分の血液ってどのくらいなんだろう?と思って調べた。
あんな重そうな人とか筋肉ムキムキなんだから、70kgか80kgくらいは最低限あるだろう🤔
血液の重さは体重の13分の1らしいので、80÷13=大体6L前後⇒2.5tを6Lで割ると400人分くらい??多くないか?????
どう考えても登場人物の人数と計算が合わない(私の計算間違い?)

まぁNGもあるだろうしリテイク分も含めたらそんなものだろうか??
でも2.5t使いましたよ!と言われても素直にだろうね!と思えるくらいの血液の量だった。船内で血に塗れてないとこなんてないんじゃないかってくらいだったね、もう。

暴力も、『もうそいつ死んでるよ!!!!!!!!!』と言いたくなるくらいオーバーキルな暴力。(でも意外と頑丈で息があるので、この世界ではこれくらい過剰にやるのが正しいのかも………)
割れる頭、千切れる耳、もげる腕、潰される頭……キルシーン集かな???
内臓が出ることはないものの、スプラッター映画並に血液が噴水のように飛び出るし、これ頭割れてるなぁみたいなのはあるのでグロ描写がちょっとでも無理と言う人は見れないかもしれない。
耳を噛み千切ってクチャクチャガムみたいに噛むの初めてみたかも。でも飲み込まないんだ…勿体ない…と謎の感想をいだいた。

そして驚きだったのが……


ほぼ全員死ぬ。


まじで終盤には、『もうこれ、”そして、誰もいなくなった”パターンなのでは?寧ろ誰が生き残るんだ、この展開で』と本当に思った。
「い、生き残りそうだった人ーーーー!!!!」という謎の悲鳴を上げるほど、簡単に死ぬ。
ベテラン刑事も、美人な女刑事も、ヤバいやくざの兄ちゃんも、にぎやかしのおっちゃんたちも、みんなみーーーーんな死ぬ。

まだ怪物が出てきていない序盤の時点でも、凶悪犯罪側が強すぎて結構な人数が死ぬのだが、怪物が出て来ることでそれが加速する。
この怪物、旧日本軍の人体実験の賜物らしい。
鉄扉をぶち抜くほど力も強く、痛みも感じず、熱源感知が出来るため隠れようが無駄、ひたすら周りの人間を殺していく殺戮マシーン。
こんなものが閉鎖空間の船の中に放たれたら、もう後はすりつぶされるだけだよね。
実は唯一生き残った人がいるのだが、なんだか続編がありそうな終わり方だったため、きっと続編なかったら死んでたのではないだろうか、この人も。


そして事前情報で頂いていた、例のイカれ野郎。
彼も死にます。
しかも怪物出たての結構序盤で!まじでこれにはびびった。
君もっと長く生きるタイプちゃうん!?!?となった。

このイカれ野郎、ジョンドゥさんとおっしゃるそうで。
顔以外にタトゥーが入りまくってる気合の入れようで、終始目がイッてて最高に好きなビジュ。
もう序盤から刑事に突っかかってぼこぼこにされてたが反省なし。
しっかり隠し持ったピッキングツールで手錠外して大暴れ、殺した刑事の死体にしっかり排尿までする徹底ぶり。
化け物出現時も真っ先に自分が逃げる、戦おうと対峙してる仲間の背中ごと化け物へ発砲しまくる。めっちゃクズですげーーーーーよかった。
(中の人、役者と歌手の兼業らしい、ええんかこんなことして)
死に間際のぐちゃぐちゃにされつつ、相手をねめつけながらの笑みが大変良かったです。
R.I.P🙏


そして、唯一生き残った彼。ドイルさん。
登場人物の中では唯一バックボーンが明かされた人物。
罪状は特殊暴行罪らしく、”特殊”ってなんや!?!?!?と序盤から疑問に思っていたものの、基本無口かつ表情も乏しく、中盤までは出番が少なく…。(謎の強キャラ感は漂ってた)

まさか化け物から作られた薬剤の実験体だったとは……。
元々暴力団的な組織にはいたようだが、内輪もめ?抗争?中に製薬会社に瀕死状態から全員拉致され実験体に。(恐らく上記の内輪もめないし抗争も製薬会社によるものぽい)
薬剤に適合せず死んだと思われて、あわや豚の餌になる直前で蘇生。
その後逃げ延び、妻と子供と普通の生活を送っていたが、製薬会社がドイルさん生存の情報を得て送って来た帰還要請を無視し、結果妻子を失う。
復讐のために、製薬会社が出張って来るであろう化け物が積載予定の船に、犯罪者として潜り込んだということらしい。

安易にこれを言い過ぎだと自分でも思うのだが、これオタク好きなキャラじゃないか???🤔

船上のほぼほぼみんな死んだ後はこちらのドイルさんvs海上護送チーム改め製薬会社の実働部隊vs化け物強化人間バトルへと移行する。すげぇ展開だ。
ここ以前の泥臭い、どちらかからの一方的な暴力のような人間バトルと違って、強化人間バトルなので素早いアクションという感じで、差別化されててよかったね!
化け物は製薬会社実働部隊トップの男にやられたものの、ドイルさんとその男は最後にはくんずほずれつ海に飛び込んで船上バトルの幕引き。


実はドイルさんの子供は生きていて、製薬会社下で他実験体と一緒に生きており……一方ドイルさんは海岸に打ち上げられて無事生きていました。
という、次回作にもつなげられそうな、まぁここで終わってもいいような、そんな終わり方で終了でした。


最近はホラーとかサスペンス系の映画ばかりみてたので、暴力系は久々でした。
こういう映画のいいところは、暴力がメインなので話自体が割と簡素な構造になっているというところだな、と🤔(私の知識がないため、話が難しいバイオレンス映画も世の中にはきっとあるとは思う)
ぐるぐる頭を働かせながら見る映画も好きですが、こういったタイプの映画を頭からっぽにして「うおーー!血だ!!ぐろい!!!暴力だーー!!」という感じで見るのもおつなものだ。


たまに見ると、バイオレンス映画というのもやっぱりいいな…と思いました。おすすめのバイオレンス映画あれば、ぜひ教えてください!




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