文学フリマ東京38 神々の午後と壁柱の残像・体験レポ③
あの感動の文学フリマ東京38から、もう二ヶ月以上が経過しています。寝かせすぎました。しかし、感動の鮮度はまったく落ちておりません。
私は神々の集結を目撃した者として、ここに記しておく使命があると信じます。
そして、一度は壁を見失ったわたくしが、再び壁に身を委ねるまでのサイドストーリーもお楽しみいただけましたら幸いです。
(①&②を未読の方は、『壁』って何のこっちゃ? なお話ですが😹)
📚️🐈️📚️
ついにピリカさんと東京流通センター併設のローソン前にて対面叶った六太は、ロイヤルブルーのすまスパTシャツ👕のピリカさんめがけ助走をつけてハグしました。
様々な思いが走馬灯のように廻ります。
はじめてのピリカグランプリでピリカさんを知ったこと、音声配信すまいるスパイスで秋のロッタ祭りを開催してくださったこと、ピリカ文庫でねじりさんと『月』をテーマに書かせていただいたこと、そして、大興奮のすまスパ収録、ピリカさん、Marmaladeさん、ねじりさんと4人でのこびとトーク!
(穂音さん発足のこびと部というオープンな秘密結社がnoteに存在しております)
人生の楽しさをラッシュ状態へ導いてくださったお方が、九州からTRCへ来てくれたど~!😆🎉🎉
抱きつきながらうれし泣き😭✨️
汗でヨレヨレの化粧崩れした顔で飛びついてしまい、面目ありません😹
第二展示場の階段を上がりながら、音声配信の録音も再開されました。すぐ横で夢にまで見たピリカさんの生声を森林浴のように浴びながら、今すまスパの中にいるんだわ!と気絶と覚醒を繰り返すわたくし。
第一展示場へ続く渡り廊下手前のホールに着くと、そこは、note界の神々が行き交うハリウッド的な空間になっておりました。(ハリウッドに行けば映画スターに会えると思っている私)
ピリカさんがご紹介してくださるnoteのみなさんすべて、以前からお名前存じ上げていた方ばかり!
相互フォローさせていただいてる方々にもお会いでき、不思議な感覚になりました。
「はじめまして」と口では言っておりますが、ずっと文通していたペンフレンドに初めて会えたような「あなたが○○さんなんですねー!🥹💖」という喜びが湧き上がってきます。
geekさん(スラッと知的な紳士)とこーたさん(ソフトな爽やか青年)と三人で記念撮影したときも、両側のおふたりのポーズが腕を前に出していらっしゃっるように見えたので、あっ、これはダチョウ倶楽部の上島竜兵氏の立ち位置!と脳が判断し、私も「ヤアー!」と大口開けてポーズとっていたり😹🎉
話の流れで聖闘士星矢が出てきて、ピリカさんが『アンドロメダ瞬』推しであることを再認識したり🤭✨️
岸田劉生氏の麗子像から鮮やかにポップでキュートなアイコンに変えられたミーミーさんの、周りを照らすような笑顔にズキュンとなったり。
そして、私がnoteを始めてまだ日が浅い頃からフォローさせていただいてる豆千さんにもお会いすることができました!
🍺ビールが呑める大人の図書館をコンセプトに、料理とお酒の本屋さん開業に向け前進し続ける豆千さん。
とてもジェントルマンで、私が持参したお菓子を取り出そうとあたふたしているときに、さりげなくサッと荷物を持ってくださり、そのハンサムでスマートな身のこなしに感動の嵐でした😭✨️
すると、ピリカさんが向こうにいる方々に視線を向けて、「あそこにつる・るるるさんとramさんがいらっしゃいますよ」と教えてくれました。
憧れのつるるとき子書店でいつかご本人達から本を購入するのが夢だったわたくし。新婚さんで、ご主人がミッチーに似ておられる記事、最高!な、つる・るるるさんが目の前に😻🎉
そして、ramさんはたしか豆千さんの本棚で小雑誌ウミネコを販売されていたときにディスプレイされていた、ぼんらじ編集長のキャラクターであるやれやれ猫の可愛いお人形記事で拝見したお名前! ミニランタンバスケットの中のめちゃくちゃラブリーなうさぎさんの羊毛フェルト人形も生で見せてもらえたし🐰💕
そのおふたりがなんと、拙著『花屋の葉子さんとシークレットガーデン』をウミネコブースにてご購入してくださったとな! うれしくて気絶。慌てて覚醒。
しかも、本にサインをさせてくださるという貴重な体験までさせてくださったのです。
逆です! 逆ですて! 私が逆におふたりのサイン欲しいです、というこのパニック!
安定感を求めて自然と壁を背にしゃがみ込む六太。
それでもペンを持つ手が肩たたき機(強)されているかのように震える震える。
壁: しっかりしなされ、あの呼吸法をお忘れか?
六: その声は……
壁: この会場であなたは壁柱となられた。そろそろ全集中・常中を体得なされませ。
六: くっ、散々あなたに寄りかかっておきながら、この体たらく。まったくお恥ずかしいかぎり。
壁: TRCの壁は、あなたの味方です。さあ!
六: コクン🥹)) すうぅぅぅ……🌬️
「全集中、壁の呼吸、伍ノ型……
壁、我と共にあり!」⚡️
全集中、常中になりました。……出来たと思います。
📚️🐈️📚️
そのあともピリカさん、こーたさんは、私がはぐれないように何度も振り返りながら、たくさんのnoterさんに会わせてくださり、ご紹介まで! すまスパやピリカグランプリのときにも感じたように、私たちを巡り会わせてくれて、繋いでくださいました😹💖
第一展示場で、体験談②のとき、人波に押し流され見つけられなかった🍡おだんごさんのおだんごやに連れていってもらい、ついに『お味見』を購入!
ほぼ完売状態の中、ギリギリ一冊買えました🎵
なんと、秋ピリカグランプリの予告フライヤーがカバーとして掛けてありました!
そして、めちゃ可愛い絵が描いてあるくまクジをくまさんからいただき、こーたさんのnote界の母、あやしもさんにも会えました!🎉
お三方がピリカさんにうれしそうにハグするのを目の当たりにし、もらい泣きしそうになりました🥹✨️
みなさん本当に温かい! 笑顔が眩しい!
なんと、おだんごさんの本の素敵な表紙イラストを描かれた着ぐるみさんがすぐ近くにいらっしゃったり、すまスパのキラリと光る企画を多く立ち上げてこられたコッシーさんも立ち寄られたり、ピリカグランプリでの受賞常連さんであるひよこ初心者さんにラブリーなひよこクッキーをいただいたり、りみっとさんともご挨拶できたりと、怒涛の神々オーラを浴びまくったわたくし。
なんて(すごい)日だ!
しばらくこーたさんと、おだんごやすぐ横の壁柱にて、カフェ・ペンギン🐧におじゃましたときの思い出話などに花を咲かせ、私はこーたさんのエスパー級プレイリストにいかに驚き感動したかを熱く語りました。
📚️🐈️📚️
そろそろ文学フリマ東京38の閉場が近づくお時間。
再びピリカさんとこーたさんと私は、第二展示場のウミネコブースへと移動しました。
ウミネコ制作委員会・ぼんらじ編集長、さわきゆりさん、そして吉穂みらいさんの3ブースが並ぶ場所へ。
駆け込みで吉穂みらいさんの小説を購入させてもらい、それからほどなくして運営さんから片付けの呼びかけがありました。
せめてお手伝いをとほんの少し手を出したところで、どこへ何をしまうかを把握していない私は「ハッ!仕事を増やしてしまったかも」と気づきました。
お返しできていない面目なさとともに「たくさんお世話になってばかりで、本当に最後の最後までありがとうございます!」と頭が下がりました。
テキパキと撤収作業されているぼんらじ編集長や駆けつけた男性陣に深々と礼。爽やかで優しい笑顔が眩しかったです。
TRCを出ると、空は雨模様。
大事な本日の戦利品である本達が雨で濡れないよう守りながら、さあて、どうしましょう。と、ピリカさん、こーたさん、吉穂みらいさんと混雑を極めた駅をスルーして道路の方へ歩いてゆきました。
タクシーもなかなかつかまらず、こーたさんがタクシー会社に電話してくれましたが、車は出払っているようでした。
仕方なくやや人が引いてきた頃合いでもあったので、やはりモノレールで帰りましょう、と駅に戻りました。
4人で窓の外を眺めながら乗ったモノレール。不思議なうれしさがありました。
みなさんとは今日が初対面なのに、何だ? この深い安心感は☺️✨️
ピリカさんとこーたさんはnoteでは数年のお付き合い。吉穂さんとは文学フリマの数週間前に相互フォローしたばかりでしたが、記事やアイコンのイラストを拝見していたからか、やはり会えた喜び大きかったですし。
note始めるまでは、(始めてしばらくも)SNSの怖い面ばかりしか目につかず、ただかたくなに慎重でした。でも、noteでやりとりさせていただいてる方々はみなさん真の紳士淑女で、それでいて素敵なユーモアをお持ちで、コメントや記事に触れるたび心がほんのり温かくなります。
文学フリマ東京のこの一日を振り返っても、やっぱり何度もうれしさが湧いてきて。
会えた人達、実際に会えなくても同じ空で繋がっていたみなさんとも、ずっと一緒に本や作品の海を泳いでいたような感覚がありました。
この年になって、二ヶ月以上前の出来事を新鮮に思い出せるなんて、自分にとって相当刺激的な体験だったのだと思います。
いつかまた、どこかの壁で呼吸を整え、本や作品の海に飛び込みたいと思います!
~ 完 ~
長めの記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました😊🍀