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「20歳の自分に受けさせたい文章講義」感想


先日、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を読みました。

まだ25歳、、間に合いますかね、、笑

この本を読んだきっかけは、自分の過去のSNSの文章を見ると「恐ろしく読みにくかった」から。もうちょっと人に伝わりやすい文章書きたいなーと手にとった本です。


以下、内容を含めた個人の感想です。書籍の内容そのままではないのでご理解下さい。

文章書こう!と思ったときに誰もがぶつかるのでは、と思うのは、

ぺんと紙を持って「書けん、、」

書いた文章を見て伝えたいこととのギャップを前に「うまく書けん、、、」

と言ったところじゃないでしょうか。そんなのが続いたら書くモチベーションが続かないですよね、、、

文章を書くということは、とっ散らかった頭の中を「考え、翻訳する」というフィルターを通すということです。その「考え、翻訳する」過程で初めて、自分が何を書きたいのか、気づくことができるのではないでしょうか。


人の文章とは、他人と全く同じになることはありません。例えば、この本の感想文を何人かに書けと言っても、全く同じ感想文は完成されません。ですが、感想文の出来に上下もないです。つまり、文章に正解はありません。

ですが、正解がない中でも、特に押さえておかないといけないポイントはあると思います。それは、

書いた文章には「読者がいる、ということを理解できているか」ということです。

読者とは、ラブレターを渡す相手かもしれませんし、日記を読む未来の自分かもしれません。その読者の心をいかに動かすことができるか、そこを達成できるかどうかでその文章の価値が大きく変わるのではないでしょうか。

また、どんな時に、人は心が動かされるかというと、理にかなった文章であるかどうかであると思います。理にかなった、とは、事実、主張、理由が揃っている文章であると思います。何かが欠けているとむず痒くて、心が動くどころではありません。


どんなバックボーンを持った人が読んでいる?その文章を読んでいる体勢は?読んでいるデバイスは?

徹底的に相手の椅子に座って文章の構成を考えていくことが伝わる文章を書くうえで重要なことだとわかります。


文章を書くのが苦手、、、

と言って書かないのではなく、誰に何を伝えたいのか、もう一度「考え」、とりあえず書きはじめて見ねば、と思います。書き始めてやっと気づくことも往々にしてあるはずです。

そして、より人の心を動かすための文章を書く気構えと考えるヒントがこの本には詰まっているように思います。


文章について考え直したけど、何からはじめよう、という方は、この本を読むところから始めてみてもいいかもしれません。kyoと一緒に伝わる文章に向けて頑張っていきましょう。



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