「10年後、君に仕事はあるのか?」感想②
前回の投稿では、本の内容から特に情報編集力について書きました。
では、そのチカラを持ってどのように生きていくことが雇われる上で重要なのでしょうか。
それは、
「〇〇✖︎〇〇を生み出すことを意識した生き方」
であると述べています。
人の寿命は伸びてきました。明治生まれの人の平均寿命は50年ほどだったみたいです。確かに50年の中で何かを残そうとすると一つのことに専心し、その後、余生を送るといった形にならざるを得なかったのかもしれません。
しかし現代はどうでしょう。平均寿命は80歳程度まで伸びています。30歳まで生きてもまだ明治時代の人の一生分の人生が残っています。それだけたくさんの時間があるということです。
時間があるということは、それだけたくさんの挑戦ができるということです。
そして、その数々の挑戦によって得たものを掛け合わせることで新たなイノベーションを起こすことができます。そして、「あなたじゃないとダメなんだ」といった希少性へとつながります。
掛け合わせることに関しても、その素材の本質を見抜き、掛け合わせ方を考える、情報編集力が重要になります。
現代、比較的容易に他人の情報を得ることができます。少し目立って発信している人などは決まって掛け合わせることに成功しているのではないしょうか。
〇〇✖︎youtube、〇〇✖︎健康などなど
コミュニティーを形成し、様々なところから情報を得ること。互いの経験、体験を共有することで誰も見たことのないコンテンツを作っていく。決して競争ではなく、共存な感じ。これってゆとり世代得意なんじゃないでしょうか。
こうしたイノベーションを起こせる人材になることが題名の
10年後、君に仕事はあるのか?
の答えではないではないかと思います。
kyoの10年後にもちゃんとやりがいを持って仕事ができるように今から準備していきます。
以上、「10年後、君に仕事はあるのか」藤原和博 著 ダイヤモンド社
の読書感想文でした。