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占い師とカウンセラー

こんばんは。

前回、前々回と、たぶんモラハラだった
元パートナーYくんとの振り返り記事を書きました。

…めちゃくちゃ消耗しました。
まだ出会ってお付き合いする前までしか書けていないんですが!

これで疲弊するのは本末転倒なので
心身共に余裕があるときに
ぼちぼち続きを書いていきたいと思います。

今日は、占いにまつわるちょっとした雑談です。

占いは「良いことだけ信じる派」

これまで、占いというものに積極的に触れる方ではありませんでした。
ファッション雑誌の最後についている占いをぼーっと流し見するくらい。
そして、悪いことは気にしない、良いことだけ信じとこ!
というスタンス。

過去に1回、友達に誘われて
某中華街の占い師さんに見ていただいたことがあるくらいでした。

その際は、だいぶ懐疑的な姿勢で臨んだわたし。

「誰にでも当てはまりそうなことを言われたな」
とか
「顔色とか反応を見られているんだろうな」
とか

どこかで聞きかじったようなことを
頭の片隅でぼんやり考えながら聞いていました。

そんなわたしが占いに行った理由

長く勤めた会社を退職し、離婚も成立し
文字通り人生リセット状態だったわたし。

やっと何にも縛られず、自分の人生を歩める。
…その一方で、早く何かしなければと
焦りと息詰まりのようなものを感じていました。

その日、たまたまできた予定の空き時間に「占い」と検索したのは、誰かにそんな胸の内を聞いてほしかったから。

それも、なんのしがらみもないまっさらな第三者に。

占いの結果は副産物のようなもので、
結果として少しでも良いことを言ってもらえたら
気持ちよく帰れるかも…

そんな気持ちで
都内の雑居ビルにある占い館の門を叩いたのでした。

開始数分で号泣

担当してくださった方は
わたしより少し年上の綺麗な女性でした。

自ら占いに行くことを決めたくせに
相変わらず懐疑的なわたし。

「思い悩んでいることを悟られまい」と
背筋を伸ばし
精一杯の笑顔で挨拶をし
席につきました。

手始めに手相占いをしていただくことに。

最近気になっていた身体の不調を言い当てられ
ここまでは想定の範囲。
ですが、次の一言でドキッとすることに。

「あなた、いつも、ずーっと、自分の中で自分と会話してる」

自分との会話…恐らくですが、
誰もが多かれ少なかれやっていることでは?と思います。

ただわたしの場合、少し「やりすぎ」な自覚がありました。
考えすぎて、自分を追い詰める方向に働くことがほとんどだったから。

そして…次の一言で
張りつめていた感情が決壊します。

「30歳くらいのとき、何があったの?」

それはまさに
元パートナーと過ごした時間の中でも、
暗黒期の始まりともいえるタイミングでした。

もしかしたら、「誰にでも当てはまりやすい」
ことの一貫だったかもしれません。
でもその日のわたしにとっては、占い師さんに心を開くのに十分なきっかけでした。

開始からものの数分で、わたしはボロボロと号泣
占い師さんは箱ティッシュを持ってきてくれました。

不思議な時間だった

占い師さんは、わたしの話を丁寧に聞いてくれました。
そして、わたしの性格をかなり的確に言い当ててもくれました。

その上で、ちょっとだけ楽に生きられるようなアドバイス…
それも、わたしの性格を考慮した上で
確実に実行しやすい方法を提示してくれました。

ここだけ見ると、まるでカウンセリングを受けているようです。

でもそこはやはり占い師さん。

タロットの結果は良いカードがいっぱいで
未来への希望を持たせてもらいました。

そしてわたしの心を最も救ってくれたのは、以下の言葉でした。

この一年は "内観の年" 。焦らなくていい。
今のあなたは頭と心がバラバラ。
「したい」があるのに
「しなきゃ」を優先してしまうから心が苦しくなる。
来年から運気が爆上がりだから。
今年はそのための準備期間と捉えて
自分の本当の気持ちと思う存分向き合って過ごすこと。

「ああ、今はこれでいいんだ」
得体の知れない焦りがウソのように消えました。
そして、この一年間をどう過ごすかの指針ができました。

「来年から運気爆上がり」のお墨付きを得たわたし。
あんなに懐疑的だった自分が信じられないくらいに、晴れやかな気持ちで占い館を後にしたのでした。

幸せになった姿を見せたいと思った

占い結果の細かい部分は、結局のところあんまり重要ではなかったのかもしれません。

必要だったのは
頭では理解できるけど実行できないことに対して
ほんの少し後押ししてくれる力
だったように思います。

ただ…
何の前置きもなしにタロットを広げられても
「運気爆上がり」と言われても
たぶん全く響かなかった。

占いの結果を素直に受け入れて
「今は焦らなくていい」と思えたのは
その前のやり取りがあってこそ。
そして、一連の過程はカウンセリングそのものだったと感じています。

この一年は、自分の気持ちを大切にして
少しずつ自分を取り戻していきたいと思います。

そしていつか
幸せいっぱいの姿を占い師さんに見せに行きたい

そんな風にも思っています。

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