企業のスピード感
本年よりクライアント企業について色々書いていきたいと思っています。
スピード感のある人は仕事ができる人。経験上それは例外が無いと思います。そういう人と仕事をすると、仕事も気持ちよく進められますし、実際に売り上げもあげやすい(つまり良い人を紹介して成約しやすい)です。
企業、担当者のスピード感については、大変な個人差があります。もちろんメールを読む頻度とか、席を外す頻度とか会議や外出の多い少ないの差もありますし、そもそも仕事の生産性が高い人はメールを読まないと書いた本もありましたので、一概に質問に対する返信のスピードだけで、仕事のスピードを測るのはおかしいとは思っています。
また、窓口が人事として、その先の役員や部署に確認するのに、その相手が遅ければ返信が遅くなるということも多々あるでしょう。多忙な役員が連絡が取れないというのは仕方ないことです。
でも、そんな中「スピード感」を覚える人はどんな人なのかと考えると、共通点があります。
・即答できない場合、まずは受領の連絡が来る
・金曜日には、週明けになる旨の返事が来る
・もしくは金曜日の夕方に何としてでも返事をしてくる。
つまり
・相手を待たせても、繋ぐことができる人
・週単位で仕事をする感覚がある人
ということです。
逆に「スピード感」が無い人は、
・仕事を週末に持ち越す。
・相手にリマインダーを打たせる隙を与える
・リマインダーにも返事なく3日も4日も放置する
結果、返答が「スピード感がある人」のほうが遅くなっても、「仕事が遅い」とは思いません。
その土日に敵に取られることは、多々あることです。その一言がつなぎとめる接着剤になることだってあるのです。
営業が売上に響くように、人事とて「採用実績」に響く話ではないでしょうか。