IQ85の僕は割り算ができない
先日、男4人でボローニャへ遊びに行き、帰宅後。アンドレアと一緒に、こちら[↓]の記事を読んだ。
※この記事(上のリンクの記事ではなく、今あなたが読もうとしてくださっているこの文章)は、日本人の僕とイタリア人の友人アンドレアがイタリア語で交わした会話を、日本語に訳したものです。
ほぼ会話のみで構成されているので、どちらの発言であるかを明確にするため、僕の台詞にはL、アンドレアの台詞にはAを、「」の前に付けてお送りします。
L「『■Dal punto di vista della direzione』の ”Nel buddismo, si ritiene che(…)” から ” (…)integra sia il kengyō suddetto sia il mikkyō.” までの部分が、本当に見事!」
A「君は "東西南北" とか、"右左" とか、"~よりも前/後/先" とか、そういうのが苦手だもんな」
L「そう。お前とイタリア語版を読む前に、一人で日本語版を読んだんだけど... 日本語から読むと、どうしてもどうやってイタリア語に訳そうか考えながら読んじゃうんだよね。この部分、発狂しそうだった」
A「弥勒菩薩が出てくる『遠い将来』が具体的な数字で表されていたら、本当に発狂してたかもね。確か天文学的な数字だったはず...」
L「それな。ブッダがいなくなってから何年後くらいだったっけ?」
A「覚えてないよ。ネットで調べてごらん」
L「...えーと...(56億7千万年後... 数字にすら置き換えられねぇんだけど...) チンクエミーラ・セイチェント・セッタンタ...ミリアルダーリオ...」
A「...なんだって?」
L「...チンクエミリオーニ・セイミーラ・セッテチェントミリオーニ...」
A「www」
L「...お前、性格悪すぎるだろ! 僕が大きな数字読めないの分かってるくせに!」
A「チンクエミリアルディ・セイチェントセッタンタミリオーニだろ。繰り返して言ってごらん」
L「お前がそれくらい稼げるようになったら言ってやるよ」
A「頭は昔のままなのに、可愛げだけが無くなったよなぁ...」
L「うるさい」
A「...ローリス、ディチョット ディヴィーゾ ノーヴェ ファ?」
L「は?」
A「分からないか...」
L「それくらい分かる!」
A「じゃあ答えて」
L「...やだ。そんなこと人に聞かないで、スマホの計算機使えばいいだろ」
A「俺の、バッテリーが切れそうなんだ。君のスマホで計算して」
L「...嘘だろ」
A「本当だよ」
L「じゃぁ画面見せてみろよ!」
A「いいから、やれ! 言うことを聞かないとドラクエ買ってやらないぞ!」
L「...分かったよ... 18割る9... どっちを先に入力するんだっけ...」
A「WWW」
L「笑うな! 僕は小学生のときから割り算はExcelのQUOTIENTでやってるんだよ! こんな原始的な方法で計算したことないから分かんないの!」
A「君は『イタリア語のレッスンなんか必要ない』って言うけど、やっぱりジョヴァンニのプライベートレッスンを予約しよう」
L「...イタリア語の問題じゃなくね?」
240908