世界一雑な(?)イタリア旅行記_4/4
7/30(日)午前10時。
ウンブリア州で、まだ行ったことのない町を訪れることに。
アンドレアと、どこへ行こうか、と話していると、彼が、
「オルヴィエートのドゥオーモは見ておいて損はないと思う。でも俺はオルヴィエートが好きじゃないんだ」と言う。
あぁ、これはオルヴィエートで女の子にフラれた、もしくはオルヴィエート出身の女の子にフラれたんだな...と思いつつ、嫌いな町にあっても高評価を得たドゥオーモがどんなものかを確かめるため、オルヴィエートへ向かった。
Googleマップに従って中心街へ近づくと、図らずもZTLに車で侵入してしまう。
地方警察に出くわしたら最悪だ、と心配する僕の横で、アンドレアが、
「やっぱり最悪な町だ」と呟いた。
僕は、最悪なのはどちらかというとZTLを通るように指示を出したGoogleマップじゃね? と思ったけれど、口には出さなかった。
結局、地方警察に遭遇することはなく、無事ドゥオーモそばの駐車場へ辿り着いた。
ファサードの写真を撮り、中に入ろうとしたが、日曜日の開場は午後1時からだという。
「Che cazzo di chiesa è!? Vaffanculo!!」と舌打ちをして周囲の注目を集めるアンドレアを、
「日曜日に教会が観光客を受け入れない理由なんて一つしかないだろ。むしろ閉まっててよかったよ」と、なだめ、ドゥオーモの側面へ回る。
ドゥオーモの見学を終え、外に出た瞬間、オルヴィエートを後にする。滞在時間はわずか20分。
車の中でアンドレアは言った。
「ぜんぜん大したことのない町だっただろ?」
僕は、ドゥオーモ以外何も見てないんだけど...と思ったけれど、やはり口には出さなかった。
続いて、僕もアンドレアも訪れたことのないトーディへ向かう。
門をくぐり抜けてトーディの中心街へ向かう。
アンドレアが、
「足がバラバラになりそう... 最悪だ」と言い出したので、
「ウンブリア州の町は大体こんなもんだろ。頑張れ」と、なだめて、先へ進む。
*イタヤガイについては、こちら(↓)
そして、おすすめのレストランがこちら(↓)
最後に、この日食べた料理の中で一番美味かったものを載せてこの日の日記を締め、日本に帰る準備をしようと思う。