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ドイツの横断歩道は結構危ない

今日は育児の話からちょっと離れて、ドイツの横断歩道の話をしたいと思います。
というのも、昨日今日と合計3回、いや最近ほぼ毎週危ないなと思うことがあるのでここでちょっと共有。

そもそもドイツと日本で違う点

横断歩道を渡ろうとする人がいれば、停止して歩行者を優先、その後発進と教習所で学ぶかと思います。これは日独共通です。
しかし実際は、
・日本
車止まらない人結構多いですよね。地元にも信号がない横断歩道がかなりありますが、普通に走り去る車が多いです。
私はまぁ慣れているのもあり、横断歩道を渡るときは、左右の安全を確認してから渡ります。
夫は、最初こそ結構びっくりしてましたが、郷に入っては郷に従えという感じでちゃんと確認しています。
・ドイツ
駐在で赴任した人たちによく言われることらしいですが、運転する方は、日本と同じ感覚で横断歩道を走り去ろうとすると、冗談抜きで事故ります。
こっちの人、横断歩道だから歩行者優先、左右すら見ないでそのまま歩き出す人かなり多いです。
そのため、急停止する車、運転手に向かって怒鳴る歩行者、かなり見ます。
また、ドイツで、横断歩道と信号の組み合わせって見かけたことはないです。SNSでドイツ人が、日本には横断歩道があるのに、なぜ信号がわざわざあるんだって投稿しているのを見ました。
歩行者用の信号機があるところには、白のボーダー線はなく、単なるアスファルトなのです。

実際最近あった出来事

①歩行器を使って歩いているおじいさんが、横断歩道の手前にいました。
公共駐車場から出てきたSUV、おじいさんを見てたのか見ていないのかわからないですが、そのまま右折。
おじいさんは車に気づいてたのかわかりませんが、そのまま横断歩道を歩き始めていたので、SUVは急停止。
おじいさんは怒鳴り散らしてました。(口はまだまだ達者)
SUVの助手席には子供が座っており、事故ってたら子供にとってもトラウマになっていたかもしれませんね。SUVの運転手は謝らず、そのまま走り去っていました。

私たちが横断歩道を渡る手前、1台の車が割とすごいスピードで横断歩道を通過。私たちが渡り始める前に、走りきれると思ったんでしょうね。
「なんだあの車」って車の方向を見ながら、夫が右手を上げる感じのジェスチャーをしたんです。(わかりますかね?よく欧米人がやりそうな、お前頭大丈夫かって言いたいときのジェスチャーです。)
右から一台車が来ているのは見えてましたが、横断歩道の手前でもなかったのでそのまま歩き渡り切りました。
娘がぐずったので、渡り切った歩道部分で立ち止まってたら、その車がわざわざ横断歩道の手前で止まり、窓を開け、なぜか私たちに暴言を吐いてすぐに走り去りました。
娘に集中してて何と言ったのか聞いてなかったんですが、旦那が「は?あいつなんつった?」って。
「(最初の走り切った車に対して)文句を言う前に、横断歩道を渡る前は車を見ろ」とでもいったんじゃないと夫は後々言っていましたが、
いや、歩行者優先ですけど??????
車が走り去っていなかったら、間違いなく夫は文句を言い返してましたね。
昨今のドイツの治安悪化から、私は文句を言われても基本無視します。
刺されて殺されたりしたくないのでね。

左折してきた車は見えていましたが、そのまま横断歩道を歩き始めました。運転手は私たちが歩き出さないと思ったのでしょうね。
急ブレーキをかけて横断歩道手前で停止。

私一人で歩いている場合は、車が来ていると一応横断歩道の手前で立ち止まります。
結構なスピードを出していても、止まる人もいるし、止まらず通過する人もまちまちなので。妊娠中も安全確認をしたのにもかかわらず、車が突っ込んできそうなこともありました。
夫は、仮に事故っても100%運転手の責任なので、突き進みます。
それで万が一のことが起こったらあんたどうすんの?と、常に思いますが。

夫曰く、昔はこんなんじゃなかったそうです。
外国人がどんどん増え、自国のルールのノリで運転してる人も多く、マナーが明らかに悪くなっているそうです。
ドイツには、「Rechts vor links(左の前に右)」という、信号がなく優先道路が明記されていない交差点では、右側の車が優先というルールがあります。
このルールをよくわからず、各方向から来ている車が立ち往生しているという光景も何回も見たことがあります。
③の例も韓国人の運転手でしたが、駐在の人だったりするのでしょうか。
韓国での運転ルールがどうなっているか、そもそもわかりませんが。。。

ということで、ドイツであっても横断歩道では左右をちゃんと確認してから渡るのがベターです。
そして運転する人は、横断歩道だからと軽々しく走り去らず、渡ろうとする人がいたらちゃんと止まってくださいね。

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