ドイツの慣らし保育②
3週間目についに1週間お休みになってしまった娘ちゃん。
慣らし保育はいったいどうなるのか…?!
4週間目(9/23-9/27)
月曜日:1週間の休みがあったことで、保育士さんからも親子離れを今日やめるか確認されたものの、「慣らせないと何も始まらん」ということで、「大丈夫です」と返事。朝食を食べて満足になり、少し遊んだ後にバイバイしたら、大泣き。
ちなみに、毎回泣いているのは悲しいからというより、自分だけその場に残される、私も外に出たい!と、常に怒っている感じだそうです。
ちょっとしたら、静かになって周りを観察し始めたりしました。
先週の月曜日から、別の慣らし保育の子が一人始まり、その子はまだママと一緒。でも、楽しく遊んでいる感じで、お気に入りの保育士さんも見つけたようです。本当に子供によりけりですね。
火曜日/水曜日:月曜日に続きうまくいくと思いきや、なんと後退。ずーっと泣いて(怒って)10分終わってしまう。泣いてはいるものの、途中で「だっ、だっ」と遊びたそうにはするそうです。
木曜日:朝食後だと眠さもあり、機嫌が悪いからうまくいかないのかも。朝食時はいつも機嫌がいいため、この日から登園して少し遊んだのち、朝食が開始する直前にお別れをすることになりました。結果は、まったくうまくいかず、いつもたくさん食べるパンも2口で終了。
ボディーコミュニケーションが苦手、話しかけても怒るなど子供の中でも珍しいパターンのようで、担当の保育士さんも困っている様子。「自分のおしゃぶりやぬいぐるみなどが保育園にないので、心のよりどころになるものがあるといいかも。ママのスカーフやぬいぐるみなど、子供が持っていられるものを持ってきてくれないか」と言われました。
ということで、私のぬいぐるみの中から何個か選び、その中から娘に1つ選んでもらい、ズボンとおなかの間に夜挟んで寝ましたよ。
金曜日:ウサギ効果ゼロで、朝食をもはや食べず。あまりにも泣き止まないから、朝食を彼女だけ中断し、遊び場スペースで遊ばせようとしたそうですが、うまくいかず。大変な朝食になったようで、私はほかの子供たちに同情とともに、娘ちゃんなんだか特殊なの?って思い始めましたり。
保育士さんたちからのどうしたものかという圧力と、別の慣らし保育の子供はうまくいっている感じから、私も慣らし保育が憂鬱になってくる。。。
1歳になったばかりでまだ早かったのかな。
保護者会
9/26(木)18:30から保護者会がありました。ドイツの保護者会は、保育園に限らず小学校なども始まるのが遅いです。
ドイツは基本共働きが多いからこの時間設定ではあると思います。
参加者の割合は、母親のほうが多いですが、父親も意外といます。
私が子供のころは、保護者会に父親が出るのは珍しかったと思います。
仕事があるから(時間までに終われない)しょうがないですけどね。
子供の祖父母が子供を見てくれる場合などは、両親ともに参加したりもします。我が家は私が家に残り、夫が参加しました。
1時間ちょっとで保護者会は終わり、そのあと担当の保育士さんと慣らし保育の件で話をしてから帰ってきました。
その中で、親子離れをする際、私がたんぱくな感じに見えるのか、「もっとハグしたり、声をかけたり、キスするなりしてほしい」みたいなことを言ったそうです。(え、まるで私のせい?むしろ、なんで私にそれを直接言わんの)
夫は、日本にはそもそもドイツのような慣らし保育がないことや、子供に「I love you」などの直接愛情表現する人は少ないなど伝えたら、保育士さんは案の定びっくり。
(ちなみにアイルランドも日本方式で、早々に親離れを始めるようです。)
このせいもあり、ちょっとモヤモヤが残った1週間でした。
5週目(9/30-10/2)
10/3(木)はドイツ統一記念日でお休み。祝日が木曜日の時、小学校や保育園/幼稚園は金曜日も休みになることが多いです。
通称Brückentag(直訳:橋の日)といって、祝日と週末を結んで連休にすることを言います。会社員も、金曜日に休暇を取る人が多いですね。
ということで、5週目は3日しか登園日がありませんでした。
月曜日:30分経ったので部屋に行ったら、なんとまぁ、おとなしく朝食を食べていました。これには、素直にびっくりでした。ウサギのぬいぐるみは机の上に置かれて娘を見守っていました。保育士さん曰く、最初はぐずったけど、朝食前にいつも歌う歌を保育士さんたちが歌い始めると、おとなしくなったそうです。
ただし、保育士さんがごはん中に話しかけたり、朝食後に顔や手をきれいにするということは、させてくれなかったそうです。娘よ、君は女王様か?
火曜日:引き続きこの日も機嫌よくご飯をもぐもぐ。ちょっと話してもよいぞと女王から許可が下り、お話もしたそうです。(お話といっても、だっ、だっ、としか言わないですけどね)私が迎えに行ったときには、遊びスペースで遊んでいました。
水曜日:30分が大丈夫そうなので、45分に延長。前日同様機嫌もよく、しかも初めて泣かずにママのところに戻ってきました。
しゃべるのに付け加え、食後の顔や手をきれいにしてくれと許可がおり、保育士さんたちも喜んでいました。朝食のパンをくれた保育士さんにも、ご飯をくれるとわかったのか、娘からも話しかけて終始ご機嫌だったそうです。
さすが食い気いっぱいの娘よ。。。朝食が娘を救う。
6週目(10/7-10/11)
ここにきて順調に進み始めたようで、ひとまず安心しました。
先週も週3日だったので、大丈夫かなーと思いましたが、結果は全日ほぼぐずらす、過ごせていました。
月曜日:お部屋に入るまではひたすらママの足にしがみつくコアラ。別れる際はぐずりましたが、その後は無事に終了。何も言うことなし。
よく食べ、ちょっと遊んでご機嫌さん。
火曜日:この日は初めて1時間を1人で過ごしました。今までは保育園に残っていましたが、いったん家に帰ることに。と言っても、15分かかるので、家に帰ってちょっと掃除してまたすぐ保育園に行くという感じでした。往復で結構動くので、私にもいい運動です。
別の慣らし保育中のお子さんのお母さんが出て行ったときに、少しぐずったそうですが、すぐに他のことに気が散ったそうです。
水曜日:さらに時間は伸び、1時間30分も一人で保育園にいました。最初のころと見比べるととてつもない進歩です!朝食はいつもワゴンで運んでるんですが、保育士さんがワゴンを出しに外に行った時だけぐずったそうです。
あとは終始ご機嫌。そしてついに、保育園で初の💩!おむつ替えをするときにすごい訝しげに見ていたそうですが、歌を歌ったりすると喜んだそうで。
ちなみに、私は母親なのにおむつ替えが得意ではありません。娘はすぐに、ローリングアタックで逃げようとします。
迎えに行ったときには、保育士さんの足に乗っかっていてびっくり👀
また、娘は特定の保育士が好きとかではなく、みんなを平等に扱っているそうです(笑)
お気に入りの保育士さんじゃないと嫌な場合、ぐずってしまいますが、その心配がないという点で大きなメリットですね!
保育士さんも一番いいパターンよと喜んでいました。
木曜日:11時まで1人でいられるようになりました。また、この日から、自分でお部屋の中に入れるようになりました。保育士さんのところに自ら向かっていくとは、進歩したものです。迎えに行ったときは保育士さんに横抱きで抱っこされており、眠そうにしていました。抱っこされてるのにびっくり。ママを見たときに迎えだと気付き、「だだっ」といって起きました。
金曜日:お部屋の中に入るのにちょっと躊躇していましたが、保育士さんが来るとそちらに行き、抱っこされていました👀‼子犬のようにくぅーんと寂しそうでしたが、保育士さんも「もうすぐ大好きな朝食よ。朝食があれば、あなたは平気よね」って言ってました(苦笑)
迎えに行ったら、またもや横抱きで抱っこされていました。再び眠かったそうで、実際10分ほど寝ていたそうです。どっかの子供がおもちゃを持ってきて、睡眠の邪魔をしたそうで、それがなければ、きっとさらに寝てたと思うわと。
こんな感じで、最初はどうなることやら、と思っていた慣らし保育ですが、今現在は順調に進んでいます。
そして、迎えに行ったら、いつもウサギのぬいぐるみを手に持ってるのが、とてつもなくかわいいです。続きは慣らし保育③の記事で書いていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?