マガジンにまとめたら記事が49あった。
双極性障害に関する記事をマガジンを作ってまとめてみました。
(ずーっと双極性障害と言ってきたけれど、今は双極症というんですね)
ぼんやりと記事の数は20くらいだろうなぁ、と思っていたのですが、ことのほか作業に時間がかかり、終えてみれば49個の記事となっていました。
何のために書き始めたのか今となっては不確かなのですが、我ながら随分書いたものだとちょっと感心します。
書いてきた記事の内容を振り返ることがあるのですが、決して無駄ではなかったと思っています。
自分の生きてきた道を思い起こしてみれば、双極性障害という疾患を持っていたということに合点がいくことがいくつか見つかったからです。
双極性障害を扱ったnoteのアカウントがあるのですが、複数の方々で運営してらっしゃるのかな?You Tubeのチャンネルも持ってらして、ある日「ライフチャート」という言葉が出てきました。
横軸に年齢、縦軸に気分の浮き沈みを置いてうねるうなグラフが書けるみたいなんですね。
私はライフチャートを書いたことはありませんが、49の記事一つ一つがこのチャートの一部を切り取って文字にしてきたような気もするんです。
とても生き生きと人生を楽しんでいる自分。
気持ちが落ち込んでどうしようもなくなっている自分。
まさにライフチャートを描けば周期のようなものが発見できそうな気もします。
私はどうなんだろう?5年サイクルぐらいだったのかもしれません。
もしタイムマシンがあったら、私は過去に遡って、レッドゾーンで無理やり生きている自分の肩をポンポンと叩いて、
「ちょっと、待って。今すこし頑張り過ぎてない?」
と声をかけたいと思う時期があるのですが、多分声をかけても当時の自分は「何言ってんの?今絶好調!」くらいの返事をしてしまうのかもしれませんね。
20代前半の頃、友達数人と新宿で待ち合わせてお酒を飲みに行って、2軒目のお店に行く途中、私はマルボロを吸っていたように記憶しています。
1軒目のお店でそのマルボロはほとんどひと箱吸いきってしまっていて、信号待ちをしている私は空の箱を持っていたように思います。
その時、とても楽しかった。
なぜこの場面が記憶に焼き付いているのか全く分からないのですが、若かりし頃の楽しい思い出の1場面としてとても印象に残っているのは間違いありません。
好きなミュージシャンが吸っていたマルボロ。赤と白の箱。
なんの不安もなく、ただただその時を楽しんでいた自分。
ちょっと前、居酒屋の前を通るたびに店内にチラっと目をやると、若い人たちやカップル、あるいはグループで楽しそうにお酒を飲んでいるのがやたらと目についたことがありました。
私にはもう2度と味わえない場面なのだろうと、感慨もひとしお。
今はお酒も飲まず、タバコも吸わずです。
49の記事、これでまた一つ増えて50になります。