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ヴィーガンから見たバランス
Twitterで栄養学に疑義を感じるといったようなつぶやきをしたことがあったのだけれど、同じような主張をされている方がいて、とても嬉しかった。
食品を栄養素で分類して、健康な生活のためにと提示しているものはこれまでに何度も何度も見てきた。
当然その中には、肉、卵、といったものが入っている。
「バランスよく食べましょう」と。
しかしこれはあくまでも、食べる人間の側にとっての「バランスよく」であって、食べられる側の動物の生という観点からすると、全く「バランスよくはない」のではないだろうか?
Twitterでは毎日のように劣悪な環境にいる動物たちの姿や、命を絶たれる前の動物たちの動画や映像が流れてくる。
中には見るに堪えないものもある。相当の忍耐力を必要とするものもあるからだ。
(食べモノではありませんが、こういう映像見るとカシミアやアンゴラって着れなくなります)
しかしヴィーガンの人々がそういったTweetをして、普通に肉を食べている人々にメッセージが届くのだろうか?と思うことがある。
畜産動物の扱われよう(畜産動物だけではなく、イルカショーに使われるイルカなども)を全く知らずにいる人たちにそうしたメッセージが届く可能性はとても低いのではないだろうか?
仮に届いたとしても、心になにか引っかかるものがあるだろうか?
大豆ミートという商品がある。私は大豆を多量に生産することによるなんらかの弊害もあるのではないか?と思ってはいるが、せめて、動物たちが辛い目に遭うのを回避するために、今すぐできることとしては大豆ミートに賛同する。
私たちは象を食用にすることはない、しかし動物園の象は今日も囲われた狭い世界で一日を過ごす。
見る人間の側の理屈と、見られる象のあまりに窮屈な生活はバランスを欠いていると思う。
今日も窮屈な環境で1日を過ごす動物たちは数多くいる。
そして明日も。