双極性障害 今振り返って思うこと
最近今までの自分を振り返って、まさに双極だったんだぁと実感します。
とても生き生きとしてエネルギッシュな時期とそれとは正反対に落ち込んで何もする気が起きないくらいの低空飛行を何度か繰り返していることが明確にわかります。
ただ、これはそういう経験を何度か繰り返して、そして今振り返ってみて初めて分かることで、その当時はほとんど自覚できませんでした。特に、いわゆる”そう状態”の時には。
そう状態の時は、とても生き生きしていてエネルギッシュなわけですから、私自身調子がいいと勘違いしてきたのだと思います。
今考えれば、夜遅くまで何かに没頭したり、仕事も精力的にこなしたり、変な話ですが女性に対しても臆することなく自信に満ち溢れて接していました。
その自分の中から沸き起こってくるエネルギーが過剰で、「そう状態」でもなく「うつ状態」でもなく、その中間の無理のないニュートラルな状態でいたいと思った時期が一度だけありました。
今、私は何もすることがない日に、何もしないことに慣れる練習が必要なのかもしれない、と思い始めています。
放っておくと、何もしていない自分を他の人と比べてしまい、何かしないといけないのではないか?と焦燥感に駆られだすからです。
特にネットでSNSを見ていると、楽しそうに余暇を楽しんでいる画像や動画が流れてきて、それをただ見ているだけの自分と比較してしまいがち。
そうなると、「自分は一人で何もすることがないのに、他の人はこんなに楽しそうにしてる」と、どうしてもよからぬ方に考えが進んでしまうわけです。
しかし、今はそういう焦燥感に駆られて暴走してしまうと、とてつもないエネルギーを費やし、結局自分はヘトヘトになってしまうのではという恐れみたいなものを感じています。
じつはこんな風に考えるようになったのはこの1カ月くらいの事。
自分の生い立ちを考えると、特に親から「あれしなさい、これしなさい」と口うるさく言われてきたわけでもないのにちょっと不思議に思います。
いつの頃からか自分自身が「あれしなくていいの?これはしなくていいの?」とけしかけるようになってしまったのかもしれません。
ある人が言っていましたが、ネットもあまり過剰に使うと刺激が強すぎるのかもしれませんね。
ソファやベッドに寝っ転がて、ついついスマホを手にしてしまいあれこれとみてしまう。
体は動かしていないので、一見大したことをしていないようにも思えますが、脳や心はかなり働いているのかもしれません。
少し、自分をオフラインにする訓練が必要なのでしょう。
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