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学生が創るオープンキャンパスの裏側
※この記事は2019/10/24の投稿の再掲載です。
💡高校選びに悩んでいる方に、Loohcs高等学院のオープンキャンパスを作り上げてくれた在校生たちの様子をお届けします。
こんにちは。Loohcs高等学校(以下ルークス)の広報担当の大人、おかです。(普段は事務局長をしています)
ルークスで初めて開催したオープンキャンパス、無事終了しました!
「2期生の募集どうするの?」
「ルークスって知名度低くない?」
「学校説明会とかやらないの?」
と数人の学生が学校の広報と集客を案じてくれまして
「じゃあオープンキャンパスをやろう!」
ということでプロジェクトが動き出しました。
「やるからには、絶対おもしろいオープンキャンパスにしたい!」と学生たちは企画から何度も打ち合わせを重ねました。
”最初の緊張を解くにはどうする?”
”体験授業、どの先生に何の授業をやってもらおう?”
”学生発表は誰が良いかな?”
”学校のPV作りたい”
色々な案を出し、得意な学生を巻き込み、準備が進みました。
その中で、「ファシリテーションの特別講師に来てほしい」という希望が出ました。
ファシリテーションとは、会議などの場で話を整理し、発言を促す役割です。
”当日の進行をスムーズすることに役立てたい”ということでした。
ルークスは日頃から授業の中でディスカッションをする事が多いので、学生全員にとって、身近で役に立つスキルでもあります。
ということで、特別授業の時間を使い一般社団法人Foraの工藤さんと浦田さんをゲスト講師に迎え、ファシリテーションの中でも、特に各グループに入って補助的な役割をするサブファシリテーションの技術を教えていただきました。
「グラフィックレコーディングも習いたい!」という要望にも応えていただき、ライブデモ付きという贅沢な講座が実現しました!
授業終了後はミーティングにも入ってもらって、場を進行するアイディアをいただきましたよ。
オープンキャンパス前日はみんなで大掃除。
当日は会場準備に、スライドの繋ぎ合わせ。リハーサル。
時間はあっという間に過ぎていきます。
”名札いるよね?”
”受付どこでやろう?”
”玄関で誘導しに行ってくるね”
全部学生が進めてくれて、頼もしい限りでした。
大人たちはプリンターの不具合に右往左往していただけです。
(なぜプリンターは、決まって大事な日に調子が悪くなるのでしょうか。)
司会が温かい場をつくります。
各テーブルにルークス生が入ってサブファシリを務めます。
今回の体験授業は、高橋佳成(ヨッシー)のビジネスリテラシーを行いました。
題材は「アンカリングとフレーミング」です。
実際にどんな例を使うか、また当日使用するスライドも学生の議論と準備で創り上げたものです。
体験授業の後は
・カリキュラム説明
・学生の活動発表
と続き、
記念撮影をして約3時間のプログラムが終了しました。
「早く入学したくなりました。」
「学生がこれだけ主体的に動く学校があるのかと驚きました。」
など、参加者のみなさんから嬉しい感想をいただきました。
参加者の方をお見送りした後は、フィードバックタイム。
どこが伝わりにくかったかな?
次回への改善点はどこだろう?
課題が沢山出て来ました。
大人も学生からフィードバックをもらいます。
当初5分で終わる予定だったフィードバックも、気がつけば30分。
次回へ向けて出来る事が沢山見つかりました。
次回どれだけパワーアップした回になるのか、乞うご期待です。
半年前は、私ひとりで学校説明会の準備をしていました。
それを思うと、こうやって学生と一緒に企画・運営できるなんて夢のようです。楽しいです。
オープンキャンパスという一つのプロジェクトを動かした学生たちを見ていて、
”どうやったら伝えたいことが伝わるか?”
”楽しんでもらえるのか?”
企画して、役割分担をしてチームで創り上げて、参加者の反応をみて、また次へ繋げていく。
まさにプロジェクト学習であり、普段私たちがやっている仕事と何も変わらないなと感じました。