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駅から駅を歩いて繋ぐ旅 石勝線5日目 占冠→新夕張(第零回)

今回から石勝線の占冠駅から新夕張駅まで歩いた一日をお送りします。
と、その前に「第零回」、前日移動日の様子です。

この歩き旅は、コースの状況確認などの事前準備をほとんどしないいつもの沿線旅とは異なり、コースはもちろんのこと、アップダウンがどこにあるのか、その標高差はどれだけか。ポイントポイントの通過予定時刻を設定するなど、事前に確認できる情報は全て確認。
さらに歩行スピードアップを目指して、事前の沿線旅ではスピードを意識した歩きで脚を鍛えました。

沿線旅過去最長約54kmの距離を日のあるうちに歩き切るため、これらできる限りの準備をして臨んだ一日となりました。

それでは前日の様子「第零回」を、文字ばかりの回となりますが、まずはご覧ください😀


前日(2024/6/3(月))

前日移動で北海道入り。
今回はいよいよJR在来線の駅間最長区間、占冠駅新夕張駅間を歩く。

この時期にしたのはもちろん日が長いからだ。
この時期は日の出が4時前、日の入りは19時過ぎと、15時間の歩く時間が確保できる。

今回の区間は53kmなので、時速3.5kmが出れば15時間の時間内で歩ける計算だ。

日のあるうちに歩ききりたいのは熊と出会う危険性を減らしたいため。

熊の居る地域を歩くため、暗くなってからの歩きはとても危険だ。

また、天気も重要。
天気の良い1日を選択できるように、全部で3日間歩くことのできる日程を組んだ。

今回は宿から駅まで距離があること、朝早く出発しなければならないことから、レンタカーを借りる。
レンタカーは前後の移動日を含め5日間借りることになるため、保険を含め27000円とかなりの出費は痛い。

新千歳空港

新千歳空港へ到着した。
レンタカー屋さんへバス移動して車を借り、宿へと向かう。

ところで、今回の区間を万が一歩けなかったことを考え、プランBを用意。

プランBは、歩き始めから38km先にある穂別キャンプ場で泊まり、次の日に新夕張駅までの残り15kmを歩くプランだ。
これにより、脚の不調などの場合でも暗くなってから歩く必要がなくなる。
ただプランBのため、シュラフや着替え、食料などを余分に持って歩くこととなり、歩きの荷物が増えた。

さて、レンタカー屋さんで車を借りたのは14時頃。
このまま宿へ移動しても良いが、可能なら歩くコースの下見と穂別キャンプ場で飛び込みでの予約が可能かどうかを確かめたい。

ということで、高速を夕張ICで降りて、穂別キャンプ場へ向かう。

穂別キャンプ場

キャンプ場に到着。

早速飛び込みは可能かどうかを聞くと17時までに受け付けすれば大丈夫とのこと。
よし、これでプランBは可能となった。

さらにいろいろな話をする。
熊や道の状況とか。

この辺りは国道でも熊を見掛けるとのこと。
また朝晩だけでなく昼も出ると、思ったより危険という印象だ。

すると熊撃退スプレーの話題になり、ひとつあるから貸してあげる。と。

熊撃退スプレーは飛行機では運べないため購入まで至らず持参していないが、まさかのレンタル。
それも無料!

これで万が一の際の武器が出来た!
有りがたくお借りします!

明日ここを通る際にお返しすることを約束してキャンプ場を後にした。

そのまま明日歩く道を車で走る。

結構長い上り坂や下り坂がある。
これは距離以上に大変そうな道だ。

占冠駅

占冠駅に到着。

車を止める場所を確認。

これで明日の下見は終了!

できる限りの準備をして明日に臨む。

いや、天気によっては明後日以降に歩くこととなる。
天気はギリギリまで見極めたい。

🚶‍♂️‍➡️🚶‍♂️‍➡️🚶‍♂️‍➡️石勝線5日目(第一回)へ続きます🚶‍♂️‍➡️🚶‍♂️‍➡️🚶‍♂️‍➡️👉



下記ブログにも沿線旅日記を記載しています。どうぞご覧ください。


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