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現場が絵画のように見えたのだろうか?

お客様が工事現場が好きで、うちの工事社員の動作・道具・納まりに興味を持たれて、日がな瞬間瞬間を撮っておられて、工事の完成後、写真を下さった。

遠方に、大山が見える。隣の屋根より高い3階相当の高さに材料を運び込んだが、この床板が街の景色に対して屹立しているかのような存在感を見せるが、もう少し眺めていると、この景色に親和力をもつように見えてしまう。
♪遠き山に陽は落ちて♪靄のかかった
暮れなずむ街もゆっくり行くり薄墨色に向かう
アルミ梯子が天に伸びていくようにも思える、ショット。ブルーの空と金属色の梯子。
それに巻き付けた、建物外壁保護用に巻いたタオル。
工事のリアルと天空の無限のブルー

撮影された現場を見させていただくと、自分の固定された現場写真とは違い、写真に詩情があふれている。

自分の現場写真を、自分ではリアルな実在写真と決めつけていたが、こうした現場を絵画として捉えた写真の方が実在写真なんだろうなあと思う。

このような写真こそ、うちの会社をよおく表してると思えてきた


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