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先日、山下公園(横浜市)でのボードウォークを見ながらふと、考えていた。

写真2024.12.8

あまり来ることもなくなった山下公園に60年以上も係留されてる氷川丸。に向かうそばにボードウォークがあるのだが。2017年に、サザンオールスターズの歌の歌詞にも出てくるマリーンルージュ・・本当にあったと思ったが。

表紙の写真の右にあるハードウッドのイペのウッドデッキ。ビスの打ち直しをみて、2005年頃見に行った、プカリ桟橋のイペのデッキの腐朽を思い出した。

やはり、不思議なもので、ハードウッドのイペという同一樹種でも、それぞれ耐久性が違う。

プカリ桟橋のウッドデッキ。氷川丸よこのウッドデッキは、これより後にできたけれど、床下の風通しが塞がれて、腐朽しやすい環境になってしまっている。

こっちのデッキは、ふさいだところを殆ど開放している。

今から20年ほど前の講義での、パワ-ポイント画面である会社のホームページを紹介された。このホームページは、アイアンウッド、ピンカド、ウリン・・・と今考えると、樹種名がこんがらがっているが、それよりも、”腐朽菌は絶対に入らないため・・・”という説明を、講師のかたは、疑問を投げかけていた。

イペの腐りについて、まだ事例がなかったので、丸太から腐朽材を見つけたことを、説明しておられた。

やはり、作られて長期のものの観察によってしか、真実は見えてこない。

(やはり野におけ)と、外部使用木材の本性を見るたび思う。

どんなものでも、メンテナンスは必要だと、当たり前のことだがいいたい。ただ、メンテのサイクルが長期か短期か?ということがあるだけと思う。


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