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もう5年ほど、石垣島に行っていない。

石垣島で、沖縄を代表する樹木、琉球松を見たいというのがモチベーションで、西暦2000年前後に石垣島に行ったのが、最初だったが。黒松だのたまに赤松だの見たことはあるが、沖縄県の固有種、琉球松ってどんな木目で、それは美しいのか?どんな性質なのか?好奇心いっぱいでいっても、実はそれらを感じられる機会もなかった。建築材として使われてたという資料もなく、固有種でありながら地元で使われることはなかったみたいだった。

石垣島には、その後何度jか行ったけれど、琉球松から石垣の風俗などに興味が移って、長年の疑問を解消することもなかったが、近年ふと思い出して琉球松の木片を買ってみた。
木片そのものが、多少油分を持つような肌感覚があった。結構、硬い。
材木の赤身の部分は、一般的に硬いのだが、琉球松は特に硬かった。本によると耐久性はあまりないようだが、白太が弱いのだろうか?油分があるから工芸品にむかないのだろうか?
20数年ぶりにほしかった琉球松の製材品の木片を手に入れたが、あこがれから、手に入れてみたことで、現実に戻り、木材自体への想像がより激しくなってしまった。


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