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他社のウッドデッキを作り替える時、何で耐久性が低かったのか?を考えるのがいい勉強になる。

ただ壊して作り替える、のが本来の仕事とはいえ、表題のような観点でじっくり見る。これを、いつも見ている。テーマを耐久性と考えて観察すると、ソフトウッド(外材・国産材の針葉樹)の材質耐久化、改良のヒントを得られるし、世間一般の常識らしく言われれものが偶に信用に値しないとこがある事を理解できる。

既存デッキの床をはぐって、根太ピッチから、床下の様子・根太の腐朽状況の観察。
これがいい勉強にしなくては、せっかく昔造られたものが消えて行くのだから、デッキの先達の経年変化を理解するのもおおいに重要な情報に繋がる。
SPF材の注入だが、3面インサイジング加工で床材の裏だけがされてない、とにかくSPFはじめ、外材の保存処理は、細部に気を付けないと、想像する耐久年数を下回ることになる。
4面インサイジングして耐久性を確保すべき。
木材保護塗料の塗装での耐久性は、あまり期待できない。木材の接合部が一番耐久性が下がるのだが。そこに塗装は、ばらさないとできない。というのが、実際である。

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