岡山城の小橋 エルビーシステム 2023年8月5日 07:10 岡山城内の公園にある木造橋で、古い和風デザインで面白いな、と思ったが、耐久性の工夫はあるだろうか?と思ってみてたら根太を支える、もっとも重要な木質の橋梁の上に金属のカバ-がされていて、直接根太と橋梁が重ならない工夫をしていた。重なる箇所の水分が、腐朽に適した含水率にしてしまうことは、十分承知されていて、それで金属でカバーしたのだ。更に接写すると、この金属は、銅板。ここに意味がある。銅板によって、腐朽菌が増殖することを抑制している。銅食器、銅板葺屋根、手術室のドアの取手、10円玉の銅、その他諸々の場面で応用されている。木材の保存剤の主流も、銅イオンを浸かったものだけに、納得した。食器で、銀食器もあるが、銀も抗菌目的で使われるが、高額になるため、腐朽しにくいようだ。ステンレス、カラー鉄板は水分の入りにくさという点で合理的だが、+腐朽菌対策という効果はない。話は、飛ぶが、銅の錆びの緑青の有害説が長い間あったようだが、上野にある(銅センター)にいき、伺ったことがある。昭和58年にこの有害説は誤解だと、論争は終結したという。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #メンテナンス #ウッドデッキ #耐久性 #エルビーシステム #天然木 #ウッドデッキ施工 #工法 #LBウッド #木材耐久化