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日本と米国の違い(考え方の根底の違いが、作り方にも表れていくという、面白い現象)がよくわかる



日本でも、観光地に行くと、木製のガードレールを見ることがあった。たいてい、支柱は鉄製(溶融亜鉛メッキはされてる)で、ガードレールの壁面が、木製だった。
だが、アメリカなどのガードレールの写真を見ると壁面は薄い鉄製で、支柱が鉄骨でまるきり逆。
なんでなんだろう?と自問自答してた。壁面が木製だと、(例えば、箱根大涌谷の駐車場付近にあったが)自然の風景とマッチするからかなあ?と思っていたが。

アメリカでは、ドライバーの生命を守るため、激突した場合、支柱がおれて車の乗員を保護するのだと。

明らかに、ぶつけて支柱が曲がった写真もあり、想像しても、こうした方が激突時の衝撃は防げるのでは?と思った。なんなら、全て木製ならなおいいと思ったが。メンテ費用、作り替え費用が掛かるから難しいのかもしれない。
一番下の写真は理想なのだが。
もう一つ、保存処理で、ベイマツ(米松)を使用してるが、ベイマツは、注入しにくい=保存剤の薬効が弱いと思ったが。まあそれはそれとして、頑丈であってはいけないガードレールという考えもあるのだ。


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