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ハードウッドの耐蟻性について、情報がないのだが

外部使いの木材については、”耐久性”という概念の中の、腐りにくさについてはよく議論されてはいる。大概が、腐りにくいが耐久性の基準に思えてきてしまうが。
耐久性とは、外部使いの木材がどの位その姿を保持するのか?ということを考えると、
腐り同様に材料が割れるシロアリに食われるということも重要な耐久性の判定基準になるのは当然だろう。

豊橋市の動植物公園で、中央アフリカ産のハードウッドで、
ヨーロッパでは、100年耐久を誇った、ボンゴシ材を昔から定期的に観察していたが

白い蜘蛛の巣のようなものは、腐朽菌で、まさに腐っていることを表す。
笠木の腐りで、内部が空洞化している形状はよく見かける。
このシロアリに対する、耐久力について、そう言えば意外と言及されることが少ない。ましてや、ハードウッドがシロアリに食害を受けた写真などまず、見かけない。
この豊橋動植物公園で見たのは、実験室で実験されて、蟻害の数値的データだけ論文で出されるより、はるかに、リアリティを持たせられる。
ところが、
以前ご紹介したウリンに蟻道を作っていた、ヤマトシロアリ。
果たして、蟻害全くなしで、行くのか?

WPC(人工木)の耐久性とは、基本プラスティック、これに木の粉を混ぜた物であるので、腐朽・蟻害は作られて20年ほどで、まだ聞こえてこないが、かなり床板の膨張や、割れが目立つ。

ガムテープで応急処置、っていうのが多いのだが。

www.lb-system.com



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