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合法木材研修が8年前、浜松で行われていたので行ってみた。

合法木材という概念を、以前から知ってはいた。
自分たちが外部使用のウッドエクステリアを扱ってたので、耐久性のあるといわれていた熱帯材等(東南アジア・南アメリカ・オーストラリア産)について知識はあったが、伐採地では政府のコンプライアンスが機能しない場合が多く、日本に輸入されるものも、多くは盗伐やら伐採規制をすり抜けてきたものが多いということを現地の方がゲストの講演会やら、環境団体の講習で学んだ。
学ぶ前は、恥ずかしいけれど、日本に輸入されているのなら、合法に決まっている、と思い込んでいただけだった。

ボルネオには、ウリンを見に行ってきたが、このウリンの違法伐採や、伐採材木の密輸出(インドネシアからマレーシアへ・・マレーシアでその材木を製材し、中には合法証明をだすという荒業もあったようだ。国立公園の中に、製材所まであったというぐらいだし。)
お金の為とはいいながら、不法輸出する側も命がけだったと、現地でパトロールしておられた環境団体の方が言った。
国産木材は盗伐やら、国立公園での伐採などの非合法なものはほぼないと思っていたが、伐採許可を取りつつ、その約定に違反したりの伐採は結構多いようだ。
欧米では主流の持続する資源という考えで、合法木材という概念が日本でも近年出てきた
9年ほど前の表ではあるが、素材(製材されていない材木)では合法が多いが、製材品は、合法がひどく少ない。

世界基準・・・という言葉がでてくると、日本では合法木材が議論されるが

普段、木材が合法か非合法?というのは、出荷する側が注意しておくのは当然だと思う。

製造責任というが、出荷責任というのもあると思うし。




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