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珍しい木のシャッター:再びドイツのKalbe milde(カルベ・ミルデ)にて


木製のドアはよく見る。少ないけれど木製車庫のシャッター式扉も見たことがある。でも、その場合のシャッターは、上から落とし込む木製風シャッターだったり、広い板のシャッターであったりする。

ここkalbeのシャッターは、店舗の鉄のシャッターを見よう見まねで作ったように見える。左右のレールも木製。


塗膜の分厚そうな塗料がぬりこめられている。

旧東ドイツであったことから、こんな推理をしてみた。

このシャッターは1989年より前?

当時の西ドイツのシャッターを何らかの伝手で知り、木製で細部も工夫して、作り上げたのでは?

この推理があってるかどうか?わからないものの貧しい資源の中から、必死で考えて、シャッターまで作ってしまったほど、人間の想像力ってすごい、と思いたいのだが。

東西ドイツが統一されて30余年。今でも、こうした人口の少ない街では、使う言葉にすら共産圏ドイツの名残が残っていると聞く。

自由に国内を行き来できるとはいえ過去の東独の因習の殻にこもってしまう、というのはありえそうだ。




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