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とりあえず、オニのあそび心!
ズキズキ…
このままではツノがはえてきそうだ…
ということで、ツノには鬼で対抗!
特別展
『餓鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎』
に出かけた。
幕末から明治の人気浮世絵師・河鍋暁斎。
暁斎は好きで何度か見に行っているけれど、探検家・松浦武四郎についてはまったく知らない。
どのくらい楽しめるかな?
と、半信半疑で出かけたのだが、さすが画鬼のお友だち。
鬼おもしろいコレクターだった。
展示室には、武四郎が集めた古代の発掘物、仏像、掛け軸etc…興味深い物がたくさん並んでいる。
しかも、そのコレクションたちが、暁斎が描いた『武四郎涅槃図』の中に散りばめられているのだ。
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館内は一部撮影OK。
この絵の中に、
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137634258/picture_pc_1b54dd4cf35c7b8c0acb47ef603b99a3.jpg?width=1200)
掛け軸のゆるかわおさるやら、
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137634376/picture_pc_864c0ffd82e00ea456f56f59d995586a.jpg?width=1200)
滋味深いアイテムまで、
コレでもかーっ! というくらい、描き込まれている。
今しかできない平日来館という特権を存分にいかし、穴を開けそうなくらい見てきた。
さらに、この静嘉堂文庫美術館は
国宝『曜変天目』を所蔵している。
どきどきしながら展示室に入ると…
半泥子さん、ご覧になりましたか?
『曜変天目』
国宝なのに、紹介文が鬼ポップ!
(ちなみに、半泥子さんとは陶芸家の川喜田半泥子です。)
もちろん、当然に『曜変天目』は美しかった。
夜空のような瑠璃色に虹色の輝き…
いろいろな角度から見たくなり、
立ったり中腰になったり、
ケースの周りをぐるぐる、ぐるぐる…
暗がりで、餓鬼のようにもの欲しげにうごめいていたと思う…
(警備の人を呼ばれなくてよかった…)
大満足で、最後に立ち寄ったミュージアムショップ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137638699/picture_pc_19018f74795fcf30bf8e971fd955fbb1.jpg?width=1200)
鬼のあそび心!!!
とりあえず、国宝(ぬいぐるみ)を手に入れられるよう、鬼はたらかなければっ!