見出し画像

『強弱AT、デキレ、間違っている』

※この物語はフィクションです

東京グール、リオちゃん、人気の新台なんですが…今回、僕にも座れるタイミングがありました!

2機種打ってみた感じ、通常時はそうそう変わらないのですが、乗せ方でしたり、ボーナスの取り方に次世代を感じましたねえ。

何が次世代かと申しますと、

「ポイントを持っているだけでは、恩恵を最大に活かせない」

という、作り手のテーマを感じました。

48G間サボり続けたディーラー

リオちゃんの方は、本当にボーナスフラグの取り方につきます。取るべきところで取るって感じでございます。以上。しかし、シンプルなだけに、ロックが掛かった時の挙動の荒さが目立つ

グールの方は、ATの活かし方でしょう。元々スパイキーというメーカーは、藤商事同様、お店のお友達とか団体様とかいわゆるサクラの方々がポイントを持って打っているだけでは、通しにくい台をリリースするメーカーでした。

フルチンがドサ健に勝つには玄人技が必要でしたからね。まあしかし、当時は「女教師打法」を理解しなくとも技は炸裂されられたんですけどね。現在、遊技の難易度は更にあがっていると言えるでしょう。

今回の彼らのお悩みを言えば、

①「ベルが出過ぎてATが短いぜ…」

なんじゃなかろうかと?加えて、

②「バイトがやれねえ…」

かなあと。

①については、テーブルと押し順が合っていないとATはやれません。

②については、レバーがやれないと小役は拾えません。

と言うことです。

犬夜叉とか、いわゆる超ショートSTを得意とする猛者達には問題ない台だと思われます。

僕の記事で言えば、「女教師打法」を理解している読者であれば、ムカデや赫眼のフクロウ、有馬にだって臆することはないでしょう。

以上、新台の紹介でした。

「え?デキレの話はどうしたって?」

あ、そうですね。じゃあ、グールで進めましょうか?いいんですか?話をして?

おそらくは1000枚獲得の権利はあるっぽくてATがスタートです。それを他者と競りながら引っ張り出せるか?ってゲームでしょう。

通常であれば、3台繋がって遊んでますので、一撃3000枚とかそこら辺のボリュームは見ることが出来そうですよね?

が、これはあくまでも何事もなく運用されている場合。この状況…実際、ホールではあり得ないと言ってもいいでしょう。

僕の知る限り、昨今のホールでは全機種全台にロックが掛かっています。と言うのも、ポイントを持って遊技する打ち手が多すぎるからだと思ってます。

なぜロックを掛けるかですが、通常、遊技で獲得していくハズのアタリに必要なポイントですが、それを持ち歩いて遊技しているワケで、つまり、タイムイズマネーの仕組みを採るこの遊びですので、回収前に出過ぎてしまうからだと思います。

しかし、スパイキーや藤商事は、何事もなくシステムを運用しても、そんな打ち手にも出過ぎないような仕組みを考えてきた様に思えます。

が、業界としてポイントを持ち歩いて遊技することを容認しているワケですね。まあ、お客の90%がポイントを持ち歩いているとして、市場を形成するボリュームを考えますとそこに合わせた経営管理をするのは仕方のない事かなと思います。

なぜ?容認しているのか?を考えるのはもはや野暮なんすかねえ?

野暮なんでしょう。ですから僕なんか、プロでも団体様でもお店のお友達でもなんでもいいですけど、ポイントを持って打つ打ち手をお店のサクラと思って打つようにしています。

まあ、業界全体のサクラと思えば良いのかな?僕の記事をお読みになっている方はご存知かと思うのですが、いつの時代も、お店のみならず、システムの仕組み的にも業界は彼らを過保護に扱います。

「ですから、遊技システムの一部と考えるのが妥当かと?」

つまり、サクラと思ってしまえばその方がホールで楽しく打てる様な気がしませんか?

僕なんか、毎回、島に店員さんに張り付かれ、一般人のケツを追いかけ回す様な方々が直ぐにエントリーしてくるワケで、第三者から見れば、お店が素人をプロに喰わせている様に見えるんじゃないかと?

僕の場合事情がちょっと違うかと思いますが、まあ、彼らはポイントを持って打つことも許されているし、一般人を喰って良いことも容認されている。

どうなんですかね?じゃあ、お店の割を喰われていると思うのか?う~ん、喰わせていると考えてしまえば、例えば、大型ホールは、最低限稼働を保つ事が、金を借りることが出来る理由にもなろうかと。そこを基軸に、一般人が勝てそうな額があるとして…いや、勝つこと?そんな事があったとして…極々僅かなんでしょうねえ。

一般ユーザの体感とはかけ離れているが、データ上は、上手に営業しているように見える…いや、見せている?

少し前の話題ですが、そうでもなければ、この業態で営業が担保になんかならなくないですか?

出さなきゃ客が飛ぶのに薄利でなきゃ稼働が落ちる業態で置ける台数が決まっている中規模店舗に銀行が営業を担保にカネを貸すと思いますか?

つまり、団体様をサクラとして呼び込み一般人から巻き上げる、これはひとつのビジネスモデルなんだろうな?と。

そうすれば、動くカネは一定しそうです。

が、この結果、一般ユーザーがかなり減りました。

ですから、現在、一般ユーザー無視のこのモデルは主流ではなくなってきているように思えるのですね。

もちろん、「ウチはそんなことやってねえ」とか「手段のひとつとは考えているがね、フフフ」とか、生態系のバランス、つまりは、なんであれ、打ち手のバランスを考えている、そんな、どうであれ、ユーザーに目線が行っているお店の方が、遊べると一般ユーザである僕は感じています。

加え、スパイキーや藤商事みたいに、ポイントクラブが多少苦戦する台の人気の方が上がっている?

う~ん?稼働良しと簡単な台を出して、お店にバンバン売っても過剰な回収の末、一般ユーザーが激減するだけとの末路が明らかになったか?

「間違っているのはスパイキーや藤商事じゃない?」

この事を、打ち手としてどう捉えるか?

例えばね、お店の管理にポイントクラブを使っているとして、仕掛けているのは、仕組みを完全に把握していてプログラムに精通している方々、僕のこのフィクション、イメージの世界では、作り手であるシステム屋さんとその手足となるような業界のウワサ話を聞く限りカバン屋さんと言われるような方々かな?と。

「CCGはカバンを持っている」

しかし、ポイントクラブ達は手加減が出来ない。僕みたいな打ち手は手加減が出来ます。大当たりを残してやめるとか、そう言う意味じゃないですよ。

仕掛けた側が、そろそろ、

「このまま、一般人を喰い続けたら、お客さんがいなくならねえか?」

って、思っていても不思議ではない。

「喰わなきゃならないが、ほどほどに出来ないもんか?」

と考えていてもおかしくはない。

「本当は、これ以上喰いたくないと思ってヤツもいるかもしれない。でも、ヤツらは手加減できないんだよな。」

と、問題点は見えているのだが、解き放ってしまったポイントクラブには委ねられない。

「うん、仕組みそのモノを弄ってみるか?」

と至るのは自然の流れかと。

「現場を多く見て来た有馬やエトは何を思った?」

あ、話が完全に脱線しましたね。アニメ『東京喰種』のレビューみたいになっちゃいましたね。

さて、じゃあ、ロックが掛かりっぱなしで、ATを消化するとどう感じるのか?

元々ね、ATの強弱は滞在するテーブルでありますよ?しかし、グールの場合これが、折角通したバイトまで影響してしまう…三刻が殺されっぱなしですから、当然、五刻からの補充分もカットされてしまう…更には、一般人は切り離され…

ですから、頑張っても頑張っても一撃500枚止まりでしょう…50枚とか100枚とか300枚とか…消極策でフラッグレースを戦い抜いても…つまり、総量が決まっているワケで…

「デキレじゃね?」

と強く感じることとなるでしょう。

じゃあ、更なる戦術としてバックパッカー打法で繋いだとしても…これは、ちょっと贅沢な悩みですが、つまり一撃は諦め頑張って繋いで行っても有利区間は切らせてくれない…

まあですから、ポイントを持ち歩いている打ち手でも、よほど優遇されていない打ち手以外は、チャンスゾーン→ATは高頻度で獲得出来るかも知れませんが、それゆえ、よりATの強弱を感じてしまいそうだし、伸びないのは己のせいでもあるんですがデキレと感じることが多いのかも知れません。

言ってみれば、この手の台に強弱ATやデキレを感じないのであれば、余程、優遇されている打ち手という証明になってしまう…発言には気をつけましょうか?って、心配してみます。

まあ、お店が出す予定の台であれば上記の話しは、破綻しておりますけどね。台選びが悪い?まあ、それもあります。

つまりは、強弱ATやデキレを強く感じてしまうのは、長らく「打ち手がポイントを持って打つ前提でホールは運用している」からです。

でもね、今年になって、あの大衆迎合だったメーカーのパチンコ台が、ポイントを持って打っているだけでは通せないラッシュを搭載した台が大人気だとか?そう、DAITOの番長のパチンコですね。しかし、爺サマーとかね、スマスロだってSAOとかねDAITOだって打ち手の技量が必要な台はあったんですが…このメーカーに求められていなかったのか?ホールの仕掛けと大半のユーザーが期待するモノではなかったのかな?ちなみに、SANKYOの台は簡単な類いが多いです…

「人類補完計画がもたらした結果は、ナンバリングインパクトより世界を破滅へ導いたんじゃないのか?」

しかし、今回、老舗メーカーであるYAMASAがリオちゃんみたいなボーナスを取るのにレバーの理解が必要な台をリリースした、とかね、僕は、かなり今年は作り手側の変化を感じております。

まあ、大半のお客が負けて成り立つ商売でしょうからねえ。

お店が、釘を叩いて13回まわる台を作ったとして、ポイント持ってるだけで16回まわされちゃったらねえ?一般人には申し訳ないけど、11回の台を作るしか無いんでしょうねえ?

「間違っているのはお店か?」

「ねえ?破壊と想像の神、大黒さんよ?」

「強弱AT、デキレ、間違っているのはメーカーでもない?」

あらら、このままでは、疑心暗鬼で大枚はたいて遊びに行ってるのにストレスしかたまらんすね…頼むぜレジャーの(裸の)王様よ。

もしかすると、検定が通りにくい要因としてネルフとゼーレのせめぎあいや、フェイスレスとシロガネの戦いが有るのかもしれません。ネタバレになってしまいますが、和修家とCCGの関係とかね。

「実際、2月後半、システム的に既に少しだけ簡単になりましたかな?おそらくは、三刻で稼げるポイントの率が少しだけ上がったっしょ?結果、ポイントクラブもチャンスで少しやれるようになったんじゃん?」

じゃあ、ポイントを持っているだけで、ベースも確率もいつも上振れ、当然、手が抜けず出過ぎちゃう方々の為に有利区間やら、枚数規制が敷かれたと考えると、この事で一般人は多少保護されたとも思うのですが、逆に考えますと、打ち気について、ここでも業界の放ったアベコベな理屈の煽りは喰らっていたワケですね。蔓延らせた出過ぎちゃうユーザーを過過保護に扱って来て遊技人口を減らして来ちゃったのは自分達のせいでしょう?

「間違っているのは世界か?」

何時だって、力のバランスは、よい大人達がクソほど真剣に考えていると思いますが、僕は規制を撤廃するほどのモラルや仕組みは、ま~だ、この業界にはないと思いますよ~

が、2025年、かなりの次元まで来ていると感じています。なみだ、涙、地道な努力を重ねてきた方々がおるのでしょうねぇ…うううううう…(嘘泣き)

「なになに?有利区間のあやしい平和の新台が出るとな?さて?各立場の動向はどうなるか?ふぉっふぉっふぉ」

な~んて、高みの見物をなさる悪趣味な御仁でもいるのかな?

「ジジイ!計画は大事だがそれが打ち手に浸透するには各々の心がもっと大事だろうが!ここんとこ、いつの時代もサボり続けやがって!だ~から、完全部外者のオレみたいなヤツしかこんなこと言えんのじゃ!」

「カス共が知る必要もないわい」

「うるせえ!」

「知らん方が、この世界がどうなるか?ワシの趣が興ぜるわい」

「うるせえ!」

「そこまで分かっていて、なぜ?お主は仕組みに取り込まれず一人で打っておる?」

「うるせえ!」

「お主、店員に監視されプロに囲まれ店長に欺かれシステム屋に嫌がらせをされ、なぜ?まだ打っておる?」

「うるせえ!オレも趣味だ!」

「ふぉっふぉっふぉ…」

さてさて、お爺様はこの後なんて続けるのか?身分不相応貧乏人の超上から目線の少年マンガは一旦ここで終了です。

では、続いて読むと終わりが見えてくる「終活壮年ジャンペ」からです。

『イチ物煮カ(いちぶつにか)ー基礎編ー』

「この世界で、信じるしかないは、お前が間違ってる。疑って楽しめるなら、まだ打てる。自分を信じろ。同等に、自分を疑え。他人を信じたいのなら自分を疑え。自分を疑えないのなら、他人を信じるな。他人を信じたくないなら自分も信じるな。つまり、男と女がいるように、男寄りの女がいるように、女寄りの男がいるように、男好きの男がいるように、女好きの女がいるように、男の格好をしているが女なんだけど女好きもいるように、女の格好をしているが男なんだけど、男好きがいるように。世の中、疑えば楽しみの選択肢は増える。信じてしまえば選択肢は常に一つだ。それだと世界は暇だろう?お前は、世界を暇に過ごしたいのか?」

「…だまれ…自分を疑い続け、他人を疑い続けて、なんであんたは疑心暗鬼にならないんだ…自分を信じてなきゃ前に進めないだろ…なんであんたは進めるんだ…」

「う~ん、そうだな、信じる力に強さがあるなら、俺の信じる力なんか大した強さではないよ。疑う力より、ほんの少しだけ強いってだけ。例えば、肉じゃがとか両味の煮物ってあるだろう?甘い味としょっぱい味で、味付けをする料理。あれを、甘い味としょっぱい味がちょうど同じぐらいに感じるところってあるじゃないか?感覚として、大袈裟に言うと両方の味がしなくなる位置さ。その場所から、醤油を一滴垂らすとどうなると思う?」

「…あまり、変わらないんじゃ?」

「いいや、途端に醤油勝ちの味になる。つまり、どちらを主張するにも、全体を形成するには両方の成分は無いといけない。信じる力も疑う力も無ければ、人生なんか成立しないのさ。そもそも、両方の味がないなんて、そんなもん、料理でもなんでもなくなる。テイストもクソもない。趣もオモシロキもない。しかし、このちっぽけな仕組みって森羅万象だと思わないか?」

「…僕は…疑うことをやめれば、信じることが出来るかと…」

「う~ん、重病だな。誰に教わった?まったく。この国は哲学の教育が足りないんじゃないのか?こんなことは、神を語る前の話だろう?まあいいか、じゃあ、折角なんで神の話をしようか?信じる力を得ようと、疑う力を消してしまえば、そいつは人間じゃあない。神に近い存在だろう。例えば、人間が神になろうとして、何年かかると思う?」

「…え~と、100年とか?」

「あはは、そりゃねえな、うちの婆さんは101歳で死んだ。だって誰も見たことがねえんだぜ?神。だから、少なくとも1000年単位で掛かるハズだ。だから神になる前にお前は死んでしまうだろう?まあ、今の人間の規格じゃ神になろうってのは無理ってことだ。」

「…別に長く生きたからって神になるわけじゃないだろ…」

「うるせえな。例えばだ。お前みたいなヤツに説明するのに例えばだ。続けるぞ、付き合え!」

「…わかったよ」

「だから、1秒でも信じる力を強くしたきゃ「信じる勝ち」でいいんだよ。そうすりゃ、疑心暗鬼にはなるが、生きてる意味なんか考える前にやることがバカみてえに増える。お前は若くして神にでもなりたいのか?お前の寿命は何歳だ?」

「…80歳ぐらいかな?」

「そんなに生きるのかお前は?しかし、それが8歳でも14歳でもいいさ、80歳でも1000歳には及ばないだろ?無理なんだよ、疑う心を捨てるっつうのは、もちろん、捨てさせるっつうのも。これが言いたかったの!もう少し付き合え!」

「…僕は、間違っていたのか…」

「ご名答!そうそう、疑心暗鬼上等!だが疑心暗鬼にならないように、そうやって先ずテメエを疑うのさ。肉じゃがが得意料理っていってるヤツがいるが、俺には気がしれねえ。とてつもなくバランスが取れてねえと成り立たない料理だからな。が、試しに肉じゃがでも作ってみろや。鍋に食材と水を入れ、火に掛け、材料に火が通ったら、酒と砂糖だけ入れベースをの味作れ。そこで必ず味見をしろ。ポイントは水の味が消えている事だ。先ずそこからだな。おっと、一番最初に水の味を見ておくのも重要だ。じゃあ、ベースが出来て材料が浮かんできたら、そこから一発目の醤油。そうだな、醤油は入れたてとちょっと煮た後じゃ感じ方が違うから気をつけるこった。最初のうちは、何度も味見をしてみるもんさ。ワケがわからなくなると思うがな。どうせこの世は、鬼火の行灯だらけなの。ワハハ、じゃあなボクチャン。」

「…あんた、とてつもなく性格悪いだろ…それに、料理をこだわってするなんて…独り身か?」

「…っく、なぜ分かった…このスタンスで生きて来て、しかもバツ2だぜ、ボーイ…」

語り手は、北枕偶々子でした。

(あとがき)
新台が出て、記事は直ぐに書き始めたのですが…サムネの写真をグールで飾りたく…しかし、マジで台が空きません!その間、記事も7000文字オーバー…徒然と長くなってしまいました。どーしても、グールを稼働できなかったので仕舞いには、リオちゃんお顔に手書きで眼帯のマスクを被せると言うお見苦しいクオリティ…最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!