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思春期鬱の娘と私

娘の様子に変化が現れたのは中学3年生の夏。
受験生だった娘にとって勝負の時期。

娘は強く希望する高校があった。
そこに向けて頑張っていた時。

周りもみんな同じく頑張っていた。
朝から塾の自習室へ行き夜遅くまで勉強。

お昼も夜もお弁当。

思えば鬱になってもおかしくない。
そんな状況。

でも当時の私は分かってなかった。
「みんな頑張ってる」
「夏が受験の山場」
「夏を制するものは受験を制する」
そんな言葉が頭でこだまして
「頑張れ!頑張れ!」
娘に鞭を打ってたんだと思う。

そんな環境に入れてしまった自分を
私はいつも悔やんでいる。

今も自分を責める言葉で頭がいっぱいになる時がある。

「どうしてあの時この選択をしたんだろう」
「どうしてもっと動かなかったんだろう」

辛そうな娘を見ると私の頭も心もいっぱいになる。
自分責め立てて動けなくなりそうになる。

でもそれじゃいけない。

思春期鬱と付き合っていく。

そのためにもありのままをここに書き出していこうと思う。

いつか「こんな日もあった」そう思って振り返ることが出来ると信じているから。

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