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『ロボットドリームズ』を見てきた。

サービスデーを利用して映画を見に行ってきた。
映画館のホームページで目についた作品を
ふらっと見てきた感じだったのだが
とても素敵な作品に出会えた。

1980年代のニューヨークマンハッタンが舞台
登場人物は動物で表現されていてセリフもない。
1人でゲームしたり冷凍食品を食べ、友達もいない。
友達を作ろうと試みるも上手くいかない。
不幸せではないけど、決して幸せでもない。
都会の生活に孤独を感じている主人公(犬)が
テレビ広告の友達ロボットを購入して物語が始まる。

2人でスケートしたり、ダンスしたり、
ホットドッグ食べたり、
友達として楽しい時間を共有する2人だが
郊外の海岸に行ったのをキッカケに
ハプニングで離れ離れになってしまう。

一度狂った歯車はなかなか噛み合わず
お互いを想いあっているのに上手くいかない
なんとも言えない歯痒さがあるが
その中で新たな出会いに導かれていく。
そんな過程もリアルに感じる。

人でも物でも、環境や時間によって
感じ方が変わったり関係性が変化していく。
その時に必要な出会いや別れがあって
それは自分自身ではどうにも出来ない部分もあって
少しずつ受け入れて大人になっていくんだと思う。
関係は変わっても
楽しかった思い出として残っていくんだと…

劇中のテーマソングも良かったし
ストーリーにかなり引き込まれた作品だった。

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