【どうして花火を上げるのか??】意外にも古い慣習だった!
おはようございます。
11月5日、何の日か皆さんご存知ですか?
日本は祝日でも何でもない普通の日ですね。
イギリスも決して祝日ではありません。
ただ、特別な日です!
何が特別なのか??
街中の至るところで花火が上がります!!
老若男女問わず、色んな人が花火をします。
この日だけは、怒られません。
11月5日は、「ガイ・フォークス・ナイト」
イギリスに来るまで、私も知りませんでした。
遡る事400年。
1603年に即位したジェームズ1世。
宗教対立の真っ只中にあった英国で、
当時ジェームズ1世が英国国教会を護持し、
異教徒を弾圧する方針を決定。
それに反発したある人々が、
11月5日に行われる議会当日に国会議事堂を
爆発するテロ計画を企てました。
事前の密告により、阻止されましたが、
その時に現行犯として唯一逮捕されたのが、
ガイ・フォークスさん。
国家の平和を祝うため、事件の翌年に
11月5日を祝日として定める法律が制定(1859年に廃止)。
以後、市民がガイ・フォークスを模った人形を
作って街中を引き回し、さらにはその人形を
かがり火で燃やした後に花火を打ち上げて
平和を祝うことが慣習化。
それが、今現在でも11月5日に花火を
打ち上げるという慣習として残っています。
真っ暗な寒い冬空の花火は変な感じです。
毎年オフィスで仕事をしていると、
突然花火が上がる音が聞こえて、
今日は11月5日だと思い出していました。
11月上旬にイギリスにお越しの際は是非、
ガイ・フォークス・ナイトを楽しんで下さい!
ちなみに、この事件をきっかけとして、
イギリス王室のカトリック教徒に対する
不信感決定的となり、現在に至るまで
カトリックの信者が王位を継承することは
認められていないそうです。
最後までお読み頂きありがとうございます!
Shun
最後まで読んで頂きありがとうございます!! 少しでも読んで頂いた内容が何かの足しになれば嬉しいです。これからも宜しくお願いします!