振り返り③:毒出し
この一年ほどの間に起きたこと、感じたことを振り返っています。
毒出し
無力感にうなだれ、無気力で何もできない日が続いた後、一気に怒りが湧いてきた。何に対しても腹が立つ。
それまで自分を攻撃し、静かに傷つける傾向があったかもしれない。それが、自分ではなく、自分以外の誰かに向いたのかもしれない。
でも、誰かを傷つけたいわけではない。怒りの矛先を誰にも向けられず、そして自分にも向けられなくなっている。むき出しになっている刃を納めなければならない。でも、その方法がわからない。
そんなこんなで混乱しているうちに、めまいがやって来た。身体が限界を訴えてくる。それほどに無理をしていたらしい。
それまで、自分に刃を向けて無理に奮い立たせていたけれど、自分に刃を向けるのを止めたら、立てなくなったのだと思う。
2週間ほど、めまいが続いた。
出会い
めまいが落ち着いてきた頃、面白い出会いがあった。師匠とも呼べる人との出会い。
たしか、めまいを感じて横になってる間に、占いに頼ろうと思って。いろんな占いの簡易鑑定をネットで見ていた。今思うと、全部、暦を扱うものだったな。
そこで、この日に大きな動きがあります、というのを見て。自分を導いてくれる人に出会います、と。
ドキドキしながらその日を迎えて。
すごく目上の人とお話する機会があった。いろんなお話をすることができて、興味を持ってもらえて、いくつかオススメされたことがあった。
よーし、これはオススメされたものを全部、実行してみよう!と思った。
主に読書なんだけれど、さっそくオススメされた本を買って読んだ。オススメされた博物館の展示を見に行った。関連する情報をありったけ集めて、頭に詰め込んでいった。
そしたら、不思議とつながってくるものがあって。私の目の前にヒントのように浮かんでくる。そのヒントを追いかける日々が始まったように思う。
変化
そうこうしているうちに、急に身の回りの変化が激しくなった。単純に年度末と年度初めに差し掛かっただけかもしれないけど。
変化に弱い私は、また疲弊した。
でも、その間も目の前に浮き上がってくるヒントや問題に取り組む。自分の価値観と向き合ってみたり、心から楽しめるものを追いかけたり。あれもこれもと欲張り過ぎたかもしれない。
ちょうど「魂が宇宙人」という概念に出会ったのも、この頃だ。また、世界の見え方がガラッと変わった。さらに自分を受け入れることが進んだように思う。
自分はすごく変わっていて、孤独だと思っていたけど、似たような人がいることを知った。自分がそのままでもいいんだ、と思えるようになり始めた。
毒出し再び
激しい変化に、また身体が悲鳴をあげた。今度は一か月もの間、めまいと、ひどい頭痛までやって来た。耳鳴りもひどかった。
前回のめまいが2週間でおさまったので、今度もそれぐらいかなと思っていた。でも、一向におさまる気配がない。焦れば焦るほど、頭痛がひどくなっていく。
あ、これは強制終了なんだわ、と思った。
魂が望むことと違うことをし続けると、強制終了に合うという話を耳にしていた。
もう、何もかも放り出して、ゼロからスタートすることになるのか。今あるものを全部投げ出すのか。
本気でそう思った瞬間、これだけは手放したくない!!と思うものが浮かび上がった。
それは、子育てと、今の職場だった。