めまい中の自分、好きな自分
めまい中の自分が好きかもしれない。
まだ疲れが取れないからか、めまいは継続中。前回のふわふわめまいとは、また少し違う。今回は、頭痛と耳鳴りがひどい。
でも、めまいを感じているときの自分の振る舞いは、わりと前回と同じで。
なぜか振る舞いが、お上品になる。ていねいになる。物腰やわらかになる。
やたら人に丁寧にお礼を言っていたり。動きがひとつひとつ、ゆっくりになる。
「お、今の私、なかなかお上品だったな」と思う瞬間がある。
普段からもっと、ゆっくり丁寧な所作を身につけるといいのかもしれない。
そんな自分をすごく好きになると思う。
めまい中は、自分のことで精いっぱいで、人のことを気にしない。人からどう思われてるかとか、他の誰かが何をしてるかなんて、気にしていられない。気にならない。
適度に自分のことに集中しているから、世界がせまくなる。視野がせまくなる。
人のことを気にしてないのに、人への対応が丁寧になる。
「その人がどうこうしたから、自分はこう動く」というような、考えた上で人に合わせる動き方じゃなくて、ただ反応してるというか、自分は無に近い状態というか。
もしかしたら、マナーとか礼儀作法とか、そういうのに近い感覚なのかも?
素敵な所作を身につけるというのが、急に気になるようになった。
仕事中はもっとテキパキ動けたらいいのにな、と思いもするけれど。
なんか、ゆったり動く練習中なのかもしれない。
お上品に動いてるわ~とニヤニヤしながら、長く続くめまいをやり過ごそうと思う。
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