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【テクノロジー紹介】ワイヤレス充電道路を試験@北欧

こんにちは、みっくんです😄

今回の写真は、アイスランドに行ったときに見た流氷です!この写真を撮る数分前に流氷の一部が壊れて海に落ち、大きな波が発生していてとても迫力がありました♪

また、写真の太陽の位置を見ると夕方かのように見えますが、これは14時ごろなんです。冬に行ったのですが11時ごろに陽が出て、15時ごろに沈むという感じで太陽がとても貴重でした。

さて、本日の記事はテクノロジーの紹介をしようかと思います💡

テーマは「ワイヤレス充電道路」です!

…なんのこっちゃという人もいると思うので、ワイヤレス充電道路とは何か、海外の電気自動車事情、今後の展望という流れで今回の記事は話を進めていきたいと思います!最新技術を知る参考にしてもらってもいいですし、この知識をもとに投資の参考にしてもらうのもありかと思います!

<ワイヤレス充電道路とは?>

ワイヤレス充電道路とは、端的に言うと「充電コネクタをつなぐことなく、電気自動車の充電ができる道路のこと」で、走りながら充電ができちゃうんです✨

最近、自動車業界ではCASEという言葉が頻繁に使われていますね。これはConected Autonomous Share&service Electricの略でして、端的に言うと「今後の自動車業界はつながる、自動化、シェアとサービス、電動化」が大切になってきますよ、ということです。(詳細はまた別途)

その中の「電動化」では主に電気自動車(EV)が本命だと考えられているのですが、現状の電気自動車には下記弱点があります。

・走行距離がガソリン車より少ない(ガソリン車ではだいたい600km弱走れるが、今の電気自動車だと300km弱程度)

・走行距離を延ばすためにバッテリー容量を大きくしようとすると、車体料金が高くなる

・充電に時間がかかる(バッテリーの容量にもよるが、空状態から80%程度になるのに30分以上かかる)

この課題を解決する方法の一つが今回紹介するワイヤレス充電道路です💡

道路上で走りながら充電できるのであれば、バッテリーが減らないので走行距離の上限はなくなりますし、バッテリーが減らないのであればバッテリーの容量も小さくていいので、車体も安くできるし、充電の手間がなくなるので上記課題が一挙に解決します!

この実証実験がノルウェーで行われており、まだ低速までですが走りながら充電できることが確認できたようです🔋

↓参照記事。英語記事ですみません。

https://www.prnewswire.com/news-releases/successful-start-for-worlds-first-wireless-electric-road-for-trucks-301026036.htm

 

<海外の電気自動車事情>

さて、前段で「ノルウェーで実証実験が行われた」と書きましたが、なぜノルウェーなのでしょうか?

少し前から日本でもEV(電気自動車)が増えてきていますね。日本で一番走っているのは日産自動車のリーフでしょうか。あとは、テスラやBMWの車だったりと会社は高級車が多いので日本がEVで進んでいるかのように感じるかもしれませんが、実は日本はEVの導入が世界的に遅れています💦

EVの導入率が一番高いのは実は北欧のノルウェーです🌎

そして販売台数で言うと中国が一番です!

まずなぜノルウェーのEV導入率が高いかというと、環境への意識が高くゼロエミッションビークル(排出ガスを出さない車)への補助金が多いからなのです。

ノルウェーは北欧に位置するので、地球温暖化で海面上昇が進むと国土が狭くなってしまうので地球温暖化を防ぐことに必死なのです。このため、発電方式についても、自然エネルギーを主力としており、96%近くが水力発電で賄っています(2017年情報)

自然エネルギーで電気を作って、その電気でEVが走っているのであれば取れもクリーンですね♪

このため、ノルウェーを含む北欧地域ではEVの需要が高まっていますし、2030年や40年ごろには化石燃料を使う自動車の販売の禁止等を考えている国も出てきています🙃

一方、一番販売台数が多い中国はなぜでしょうか?

それは「都市部の空気状況がよくないから」です。

中国は一部の都市(北京や上海等)に人が密集してます。車やバイクの量も多く排出ガスの量が尋常ではないので、ナンバープレートの交付が順番待ちになっている状態なのです。。。黄砂の話で日本も被害受けてますもんね…。

そうした中でも、排出ガスを出さない(空気を汚さない)EVの需要が都市部で高まっているのです!なので中国は地球温暖化を考えているわけではなくて、生活区域内の空気をよくしたいのが目的なのです。

同じ方策でも、目的は国ごとに違うんですね😞

<電気自動車の今後>

上記のようにいろいろな国で排出ガスを出さない車のニーズが高まっています。数年前までは「電気自動車は長距離走れないし、充電に時間がかかるから将来の車は水素自動車だ」という話もありましたが、ワイヤレス充電道路が広がると電気自動車が圧倒的に利便性がよくなります。

欧州が電気自動車を主力に考えているのだとすると世界全体が電気自動車の需要が高まると思うので、今後は電気自動車に関わる会社がどんどん伸びていくのかなと思いました。(そもそも水素自動車をごり押ししているのは日本くらいなので、世界的に広げるのは難しい気がします。。)

今後の投資の参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました👏

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