𝐿𝑜𝑚𝑒 アトリエ𝐷𝑖𝑎𝑟𝑦 𝑃𝑎𝑔𝑒53
こんにちは、Lomeです。
先日、“幸先詣”に行ってきたのですが
その時に出会った「お漬物」
今日はその話です。
お付き合いいただける方は、よろしくお願いします。
以前テレビで見て
“幸先詣”を知ってから
どこへ参拝に行こうかと考えていたのですが
先日、京都へ行った際に
少し足を延ばして
「上賀茂神社(賀茂別雷神社)」へ行ってきました。
上賀茂神社には
特に“幸先詣”の案内などはありませんでしたが
早めの初詣として
お参りをしてきました。
ゆっくり参拝ができて、私は良かったです☺︎
久しぶりに御朱印もいただき
神社を後にしました。
少し歩くと
何だか、老舗な雰囲気のお店を発見。
出ていたのぼりをよく見ると
“三百年の伝統”の文字
これは、気になる...
お店に入りたいけど
いきなり入って行っても良いのだろうか...
お得意様じゃないといけないとか...?
と、ややビビる私。
でも、ダメなら断られるだろうと思い
お店の中へ。
入ってみると
歴史を感じる素敵な店内。
他に1人、お客さんがいらっしゃいました。
美味しそうなお漬物の数々に
緊張して入ったこともすっかり忘れて
お漬物選び。
中でも一際目をひいたのが
「すぐき漬」
やっぱり、これにしよう!
と「すぐき漬」を購入。
「すぐき漬」とは
かぶらの一種である「すぐき」
それを「塩」だけで漬け込んだお漬物。
漬込む過程で、乳酸発酵するので
多くの乳酸菌(ラブレ菌など)を含んでいます。
「千枚漬」「しば漬」と並び
“京都三大漬物”と呼ばれています。
確かに
食べてみると、やや酸味を感じます。
もしかすると
この酸味は、好みが分かれるかもしれません。
私は好きでした。
この「すぐき漬」
約400年前の桃山時代
上賀茂神社の社家(神社に仕える氏族)が
屋敷の中で栽培したのが始まり
とされているようです。
原料である「すぐき」
そのほとんどが京都府内で生産され
そして、流通量も少ないため
京都以外の方は口にする機会が少ない
お漬物とのこと。
今回伺ったお店は
「御すぐき處京都なり田」
オンラインでの販売もされています。
今回、偶然出会ったお店でしたが
歴史あるお店で
お漬物の種類を新たに知ることもでき
ドキドキしながらも
入ってみて良かったです☺︎
今日の日記はここまでです。
違う土地へ行った時には
その地域で親しまれている食べ物との出会いも
楽しみの1つです。
そして
そのルーツを知るのも、興味深くて好きです。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
拙い文章を
貴重なお時間を割いて読んでいただき
感謝申し上げます
Lome