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萌えきのこ図鑑 No.8 アミガサタケ
学名: Morchella esculenta var. esculenta
アミガサタケ科アミガサタケ属に属する子嚢菌類のキノコの一種で、食用キノコである。編笠茸(あみがさたけ)。
和名は「編笠蕈」の意で、多数のくぼみを備えるとともに褐色系の色調をあらわす頭部を深編み笠にみたてたものと考えられる。
英語圏ではモレル(Morel)の呼称で親しまれる。
主に春、林内や庭園内の地上、あるいは路傍などに孤生ないし群生する。山火事跡や焚き火跡などを好むという報告もある。
周囲の条件によって、随意に腐生菌として振る舞うことも菌根を形成することもあり、菌根についても外生菌根を作る場合と内生菌根となる場合とがある。
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里山が新緑と花の色になり、山菜やタケノコが採れる季節に平地で見かけるきのこ。わたしはそうは見えないのだけど、グロテスクでいかにも毒きのこに見えるそうで。微毒があれど、西洋では高級食材扱いなのが面白い。
私有地で見つけたので、許可を得て2本いただいてきた。
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マツタケも海外ではくさーいとかこんな反応なのかな。。。
生のものは茹でこぼしてから調理するとあったけど、干しモリーユが一般的なので、すぐに食べないし、とりあえず洗ってふたつに割って干してみる。
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室内で日当たりのよい窓辺に置いてでかける
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夜にはこんなに干からびている。
干すだけで毒素がだいぶ抜けるらしい、あと数日干して保存しよう。
水戻ししてクリーム系に調理すると美味しいらしいけれど、かわいいしもったいなくて食べられないかもしれない。
実は去年も別の私有地で採らせてもらい、干したものがまだそのまま保存してある。(生の時はほとんど無臭なのに干しシイタケをやわらかくしたとてもいいきのこ臭がしている。)
見ても食べても嗅いでもよしの高級萌えきのこ。