LOLOpezろろぺす

きのこだいすき 低山をハイクしながら(時に街で)きのこに萌える日々です。 主に写真に撮って楽しむ「撮り菌」ですので 食べられるかどうかの判断はほぼできません。

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きのこだいすき 低山をハイクしながら(時に街で)きのこに萌える日々です。 主に写真に撮って楽しむ「撮り菌」ですので 食べられるかどうかの判断はほぼできません。

最近の記事

きのこのたまご

知人の竹林でキヌガサタケ情報を得て、拾ったたまご(菌蕾) 一つ持ち帰らせてもらうことに。 湿らせておけばきのこが出てくる可能性もあるらしい。 赤紫色で弾力があり、見た目よりもずっしりとしている。 全体的に赤みがあるのでアカダマキヌガサタケなのかな。 ボウルに濡れたティッシュを敷いて置いてみる。 毎日確認するも、ほとんど変化がない。 4日ほど経つと、すこし皮が浮いたシオシオした感じになってきたので、 これはダメなのかな。と思っていたら 5日目の夜、きのこが出てきた! 他で見

    • 里山で女王様にお会いする

      一度、完全では無い個体に会ったきりで恋焦がれていましたが 近くの里山に顕れたという情報を聞き、遠征当日の雨の朝に。 そしてお会いした際にどうしても確かめたかったのがそのニオイ 抜けていた個体を手にもってグレバ(先端のオリーブ色の部分)の部分を嗅ぐと、思わず声が出るほどのクサさ!強い体臭のような、獣臭。 そしてクサいのはグレバの部分と聞いていたのだけど、手に持った白い部分もクサかったようで、手にその匂いがつく。 最近きのこに興味を持ち、今回会いに行くことを提案をしてくれた同行

      • おかわり北八ヶ岳

        先週に引き続き、ベニテングタケを求めて。今回は日本百名山の一つ、蓼科山へ。 午後から雨予報なので、下山コースは山頂で決めましょうということに。 するとここでコガネテングタケに遭遇!実は前日にきのこに目覚めつつある知人から、開いたコガネテングタケの画像が送られてきており、とてもタイムリー。 先週のように雨に打たれたくないねってことでピストンで下山することに。 仲間もいつしかきのこ目になっている。いろいろなきのこを見つけてくれて 順番に座り込んで撮り菌。 目撃情報の合った蓼

        • 北八ヶ岳で推し菌と会う

          茅ヶ岳でベニテングタケにフラれてから1週間、別の仲間との北八ヶ岳ハイキングへ。 麦草峠から茶臼山~縞枯山~北横岳~大岳と周ってきました。 苔の森は良い香り(しらびその香り?)とともにきのこが沢山 同じ山域の蓼科山での目撃情報を目にしていたので、少しの期待はありましたが。。。 憧れのベニテングタケさまに予期せずバッタリお会いしてしまうとは。 心の準備が整っておりません。変な声が出ました。 写真も同じようなのをたったの4枚しか撮れてない 幼菌もみたい!とかもっと赤いのがみたい

          きのこ目的で登る山

          映えきのこ界のトップスターはベニテングタケだと思っている。 白い柄に真っ赤な傘、白いドット きのこのイラストといえば 万国共通?でベニテングタケが使われている。 きのこ萌えを称して山に入るようになってから数年、残念ながら未だ遭遇したことがない。 経験値が低く、暑さにバテやすい自分の山歩きが、晩秋以降の里山に偏っているせいもあるのだろう。(共生する樹種が寒冷地型の樹種であり、温暖な地域には少ないため、日本での分布は高原や冷涼な地域に限定される。『Wikipedia』) YA

          きのこ目的で登る山

          七夕のきのこ観察会

          去年から始めた、仲間ときのこを愛でながら歩く会(撮り菌さんぽ) 今年は大変ありがたいことに、YAMAPで繋がっている、とある専門家の方(K先生)にご案内をいただけることに!! 仲間の一部に声をかけるとあっという間に複数名の参加希望があり、当日は先生を入れて10名での観察会となりました。 数日間暑い日が続いていたけど前日の夕方に雨が降り、きのこに期待が。。。 公園内に足を踏み入れると遊歩道脇にすでに複数のきのこが見れられる あった!ここにも!となり、なかなか歩みが進まない

          七夕のきのこ観察会

          日常撮り菌さんぽ

          身の程知らずに谷川岳西黒尾根にチャレンジした翌日の日曜日 筋肉痛があるものの少し歩きたいなと思い 大好きなマイフィールド足利市の仙人ヶ岳岩切コースへ 今にも雨が降り出しそうな蒸した日で、きのこに期待が高まる。 目当てのカメムシタケはまだ早かったみたい。 とはいえ1時間ちょっとでなかなかの収穫。 撮り菌スクワットが筋肉痛には辛く ちょっと止まると虫がたくさん寄ってくるのが不快だけど 満足感のあるお散歩でした。

          日常撮り菌さんぽ

          萌えきのこ図鑑 No.9 ササクレヒトヨタケ

          傘が開く前はきりたんぽのような可愛らしい形状、開くと傘のふちから「溶けて」真っ黒な液を垂らしながら消えてしまう不思議なきのこ。 先日雨の中の竹林で見つけた。幼菌から傘が溶けたものまでさまざまな状態のササクレヒトヨタケが集まっている。白く長くほっそりした柄が素敵。 服の袖口にこの液がついてしまい、においをかいでみると市販のマッシュルームのようなきのこ臭が。 1本持ち帰り、干してみると一晩でこのような状態に。においも消えていた。はかない。 【この液化は腐敗によるものではなく

          萌えきのこ図鑑 No.9 ササクレヒトヨタケ

          萌えきのこ図鑑 No.8 アミガサタケ

          学名: Morchella esculenta var. esculenta 里山が新緑と花の色になり、山菜やタケノコが採れる季節に平地で見かけるきのこ。わたしはそうは見えないのだけど、グロテスクでいかにも毒きのこに見えるそうで。微毒があれど、西洋では高級食材扱いなのが面白い。 私有地で見つけたので、許可を得て2本いただいてきた。 生のものは茹でこぼしてから調理するとあったけど、干しモリーユが一般的なので、すぐに食べないし、とりあえず洗ってふたつに割って干してみる。 室

          萌えきのこ図鑑 No.8 アミガサタケ

          萌えきのこ図鑑 No.7 シロオニタケの仲間

          とにかく存在感のあるきのこ。茶色が多い里山において、純白で巨大なのでよく目立つ。 幼菌のころはイガイガの雪だるまの形状でとても愛らしい 普段山を歩いていて、きのこに声を掛けらる気がするので、派手で大きめのきのこをわたしは「声の大きいきのこ」と勝手に呼んでいる。こっちを見て!と叫んでいる気がしてしまうのだ。 シロオニタケは植物と共生する[外生菌根]であり(未確定)、「もろくて壊れやすく、白色で傷つけても変色することなく、味やにおいは温和で刺激を感じない」とある。 強そうな見

          萌えきのこ図鑑 No.7 シロオニタケの仲間

          萌えきのこ図鑑 No.6 カイガラタケ

          枯れ木を分解してくれる硬いきのこ。冬季でもよく見かけることができる身近な存在。TOP画像はその裏のヒダの部分。 里山に落ちている枯れ枝でよく見られるのですが、裏と表の顔が違いすぎて、最近までは別のキノコと思っていました。 とはいえ表とか裏っていうのは人間が勝手に言っているので、カイガラタケにとっての表はヒダの部分かもしれないけども。 2面性のあるミステリアスな魅力の萌えきのこ

          萌えきのこ図鑑 No.6 カイガラタケ

          きのこ本【きのこのなぐさめ】と撮り菌のはじまり

          きのこのなぐさめ 著: ロン・リット・ウーン きのこ好きを公言し始めたことによって、新たに生まれた縁がたくさんある。 足利映像クラブ主催の石川勝さんの好奇心からわたしの「撮り菌」活動が映像化され、その作品が上映された映画会にいらしていたとある方とのご縁がつながり、「きっと共感されます」とご紹介いただいたのがこの本。 日常できのこについて考える時間がほとんどない一般の方からしたら、「きのこのなぐさめ」とは変なタイトルかと思う。 わたしはこのタイトルを見ただけでこの本に心を奪わ

          きのこ本【きのこのなぐさめ】と撮り菌のはじまり

          萌えきのこ図鑑 No.5 ハリガネオチバタケ

          学名 : Marasmius siccus ホウライタケ属 里山の落葉上でよく見られる。ひだの縁が明徴に褐色になり、ハナオチバタケとは異なり、ハリガネオチバタケとした。 夏~秋に広葉樹林(稀に針葉樹林)の腐葉上に散生~群生する。 Flora of Mikawa より きのこにあまり興味のない方にも、見せると「かわいい!」と言ってもらえる 小さなランプ型のきのこ。小さいから素通りされがちだけど、里山ではよく見かける。 小さくなってこのきのこをインテリアもしくは傘として使い

          萌えきのこ図鑑 No.5 ハリガネオチバタケ

          萌えきのこ図鑑No.4 キツネノタイマツ

          学名 Mutinus bambusinus スッポンタケ科 竹林や公園、道端の草地などに生えるスッポンタケ科のきのこで、 傘についている黒褐色のグレバから悪臭を放ちハエや虫を集める。 © 東京きのこ同好会ホームページより このきのこに会ったのは里山ではなく近所の森林公園。 つつじの植木の元にひときわ目立つ赤い棒状のモノ 20~30cmはあり、はじめはヒガンバナかと思い近づいたらなんときのこ そして漂う悪臭(生ごみや下水のような匂いがした) 憧れの サンコタケ かなと思いなが

          萌えきのこ図鑑No.4 キツネノタイマツ

          きのこ目(め)

          人と山を歩いていてきのこをみつけると「よくみつけるねー」といわれる。 その時はいわゆる「きのこ目ですから」とこたえている。 「きのこに声を掛けられるので」とも。 きのこのありそうなところについ目が行くので、良く見つけやすいとは思う。 きのこ目とはいえ見つけるのはきのこのみならず。 きのこ「的」なものについ目が行ってしまう。 そして里山にはきのこ好きトラップ、きのこ萌えほいほいが存在する。 ねこ好きあるあるで、おちているビニール袋に話しかけてしまうアレとおなじなんでしょうね

          きのこ目(め)

          萌えきのこ図鑑 No.3 クロコブタケ

          クロサイワイタケ科 黒瘤茸 里山の枯れ木によくみられる黒いブツブツとした硬いきのこ。 近づいてよく見ると小さなツブツブの集合体。 名前を調べたときに「そのまんま・・・」と思ったけど きのこ界のアイドル、タマゴタケも見た目そのまんまネームなので。 集合体が怖いけど、ついついよく見てしまう。 シイタケほだ木に発生するらしく人間にとっては害になるので、見た目も相まってあまり好かれてはいないのかもしれない。 コワ萌えきのこ

          萌えきのこ図鑑 No.3 クロコブタケ