ファン同士のイザコザ
ミクチャという配信アプリでいつもnoteでやっている芸人恋相談を配信でやりました。
文章ではなく喋りの言葉で伝えるので難しかったですが面白かったです。
そこで
同じ芸人のファン同士でイザコザが起きて、ライブに行かなくなった
という相談を受けました。
ライブ芸人として胸が痛い相談です。
ファン同士イザコザがあるというのは芸人側も話としてたまに聞きます。
どうすればよいんだろう。色々悩んで回答しましたが補足したいのでnoteにも書きます。
まず、私がなぜこのファン同士イザコザ問題に胸を痛めるのか2つ理由があります。
1つは私が芸人だから、もう1つは私も昔ファン同士でイザコザ経験をしたからです。
20年前、高校生の時、私はバンギャだった。
ひょんなことからマイナーバンドにハマり、通うことになった。
お笑いでいう所の地下芸人ですね。
そこで出会った子たちとマイナーバンドに通うようになり、バンギャまっしぐらだった。
そして年上のファンAさんと出会った。
担当被りをしていたが、最初はそこそこ付かず離れずやっていたのだがある日突然めっちゃ長文のメールがAさんから来た。
20年たった今もメールの内容を覚えている、
そのメールがこんなかんじでした。
『えっと、まずメンバーはろりちゃん達のノリを求めていません!メンバーも迷惑していると言っていました!(中略)長々書いたけど〇〇が売れるようにこれからも一緒に頑張りましょう!』
『えっとまず』じゃねーよ!上から目線すぎるわ!など色々言いたいことはあったが腹が立ったので30行くらいのメールに対して1行の適当な文章で返した。
無駄な知識だが、喧嘩してる時に長文LINEを送られたら一言で返すのが一番相手は腹を立てる。んで案の定、相手の人は腹を立て魔法のiらんどの日記だか、livedoorブログだかそのへんにめちゃめちゃ私の文句を書いていた。
ただ私もかなりダメージを負っていた。
私の居ない所でメンバーとその人が私に対する文句を話していたのかと思うと苦しくなり、ご飯が食べれなくなった。
私は今36歳だけれど、ご飯が食べれなくなったのはこの時だけ。
結局問題は解決せず、そのバンドが解散してもAさんとは一言も口を聞かなかった。
どちらが悪いのかはわからない。私のノリが本当に変だったのかもしれない(変そうだし)、まあそれにしてもAさんが私に言う話じゃないよなぁと20年たったけどまだ考えたりします。
ちょっと長くなってしまったけど、私の経験談でした。
そして色々な形がありますがバンドやお笑いなどファン同士揉めるというのはずっとあることです。きっと歌舞伎とか宝塚とか推し文化のある場所ではどこでも起きてるんだろうなぁ。と予想。
そして本題の解決方法なんですけど
自分は絶対悪くないと信じて現場に通うのみ
です。
ファン同士のイザコザ、どちらが悪いかのジャッジは私は出来ません。
ヒソヒソ悪口を言われる、連れに目配せをしているなどあからさまな行動を取られても無視です。
あなたは現場に推しを見に来ています。
推しはあなたを笑わせに来ています。
負けないでください。
なぜいじめられてる方がいつも我慢をしなくてはいけないのだろうと思いますが、吠えている犬に吠えるなと説得しても無駄なのです。
すごく楽しい場所なのに、1人嫌な人がいるだけでぶち壊されてしまう。それはとてもわかります。
けど、あなたの推しは、お笑い芸人はそんな事をぶち壊す強いパワーをもっともっと持っている。
そんな揉め事、どうでもよくなるくらい笑わせてくれる芸人が現場には沢山います。
どうかまたお笑いライブに来て欲しい。
楽しくて楽しくて仕方ない気持ちに絶対させます。
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