見出し画像

2019振り返りと、これから。

今更だけど、2019年の振り返りと2020年の抱負。
年末は私にとって本当に本当にすべてを休む、いわゆる安息日なので、もう本当にただふわ~っと過ごしてた(おせち作りとかはしちゃったけどね、こういう発信・吸収はする時期じゃないと勝手に思っている)。

でもどんなに「今年も平穏な一年だったなあ」なんて思っていても、思い返してみれば誰しも、結構な物語があるものだ。例にもれず私も、振り返ってみたら色々と変化があった。それは出来事として何かが起きたっていうこともあれば、静かに私の内面が少しずつ変わってきたなってことも含めて、たくさん。

去年から、年末の振り返りと年始の行動指針設定をPCのExcel等でやるようにした。なんとなく、ハードではなくソフトで、ずっとつながる記録を紡いでいけたら良いなあと思うようになったから。

時系列で、各月の写真を見返しながら、この時期何があったかなあと見返してみるの。
その出来事一つ一つに、自分は何を感じていたかなあと考えてみると、「あ、私ココでこんな風に考えを変えたんだった」「あ、この時あの人に言われたこんな一言がすっごく心に響いたんだった」なんてことを丁寧に思い出せる。
もうすでにExcelにはまとめたけれど、ここでちょこっとだけ備忘録。

2019年振り返り:仕事編

仕事では、7月から部署が変わり、やることもだいぶ様変わりした(とはいえ私はこの会社にいる限り一生人事なので、部署変えというよりチーム変えだけど…)。
元々営業・経営管理部の事業部付き人事をしていたところから、障害者組織の人事へ。

東大京大出身者ばっかりの、そつなく要領よく頭よく多くのことをきれいにこなせる“整った”人材を相手にしている時とはまったく違う、凸と凹がいつも補い合って衝突しあっているような組織に関わることになって
凸凹な私はとても、「やりがい」を感じられるようになった。

それは一般的に言う「やりがい」、つまり使命感とか達成感とかとはまたちょっと違う。感情や理論をぶつけたときに、人間らしく感情や理論が返ってくるのだ。今までは、感情や理論をぶつけたときに、筋の通った綺麗な理論が返ってきて、なんとも感情のない、色のない議論が多かった。
だから、今の組織は「向き合いがい」があるんだよね。

その分、苦手なことも沢山わかってきた。
私はほんっとうに、人を信じて任せるということが苦手だ。あと、人を手放しでほめるってことも苦手。

自分が構想を考えたものを人に任せる以上、自分が思う通りの進み方や結果にならなくても仕方ない、というか当然だ。でもなんだかんだ、「そこ違う~!」って思うと黙ってらんないし、どうしても誉めることよりもだめだしすることの方が断然多くなってしまう。
もっともっと、相手の良いところを見つけてほめて、その上で相手が明るく他の改善点にも取り組めるようなマネージャーになりたい。

2019年振り返り:プライベート編

婚約破棄をしてから出会った素敵な人と付き合って、別れた。
本気で「もう恋なんてしないなんて~」って状態になってたけど(笑)、そんな時だからこそ、本当に本当に、いろんな人の支えに気づかされた。
オフィスで泣きそうになってる私を引き連れてお茶してくれたり、飲みに行って励ましてくれたり・・・中でも、母親がわざわざ東京から来て温泉に連れて行ってくれたのは本当にうれしかった。
失恋するたびにいつも、同じ竹内まりやを一緒に歌って励ましてくれる母は私の宝物!(笑)

新しく出会った彼氏くんは、今まで付き合ってきた人と全然違うタイプで、最初は全然好きになれなかった。
何度も何度も、「やっぱり好きになれない」とかなんとか言って別れ話を繰り返したのに、それでもあきらめずにずっと一緒にいようとしてくれた彼氏くんは、馬鹿な私が気づけない、表面的には見えづらい尊敬ポイントが沢山あった。
ずーっと自分より上だと思える、仕事が出来て上昇志向が高くて、個性が強くて意志が固い、そんな人ばかりを憧れと好きを混ぜて追いかけていた私には、彼氏くんの武士のような静かな強さ、穏やかさ、気の抜けた緩さが「かっこいい」って思えなかったんだ。
今では心から尊敬しているし、自慢のパートナー。最終的に別れないでいて、良かった。追いかけてくれてよかった。これも人にすっごく感謝したポイントだったなあ。

2020年目標

こんな2019年を過ごしてきて、2020年の目標をどうしようかな、と思うと、自然といつもと変わらない目標が浮かんできた。
ずーっと変わらない私の目標、「いいお母さんになること」。
これだけは変わらず目指して、一歩ずつでいいから少しずつ近づきたい。

やっぱり私の中ではいいお母さんが最強だと思うのだ。

自分が守るべき一番大切な、このために生きていると思える人の最強の味方で
大切な人、尊敬する人の挑戦を心理的にも実際的にもサポートしてあげられて
大切な人、尊敬する人の良いところを沢山見つけて、その人が自分自身や周りの環境を好きになってくれるようサポートしてあげられて
いろんな経験を経ていて、他の人の気持ちに共感できる幅が広くて
いるだけで周りを温かい気持ちにしてあげられる。


そんな、私が思う「いいお母さん」になりたい。

そのために、
共感・愛情を自分から、最初に示すこと
人の尊敬できるポイントを具体的に見つけること(=その上で、尊敬できるポイントをほめて、信じて、任せること)
自分を好きでいてくれる人の絶対的な味方でいること
話しかけられるときは笑顔で受けること

これをまずはやってみたい。

今年、転職した彼氏くんはきっと凄く大変な時期がやってくるだろう。
私も、組織の人を信じて任せなくてはいけないことがもっと出てくるだろう。
母も父も、体調を崩すことだってあるかもしれない。

でもどんなときだって、私が思う「良いお母さん」を目指して、少しずつ大切な人に愛情を、感謝を返していきたい。
今年も頑張ろう。今年もよろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!