創作ゲームを作って遊ぶ!4 ルール作りのコツ-追記
昨日の記事の追記です。
「3:期待値がほぼ等しい選択肢を沢山用意する」の内容だけではイメージし難いとおもいましたので、簡単な例を紹介しておきます。
たとえばダイスを振って6が出た場合、100万円相当を獲得できるとします。
期待値がほぼ等しい質の異なる選択肢は、たとえば現金で100万円、100万円の宝石、100万円の不動産、となります。
現金100万円は単純ですね。その価値は100万円以下でもなければ100万円以上でもありません。
100万円で120万円のものは絶対に買えません。
100万円の宝石は、オークションで販売しないと現金化できません、落札予定価格は10万円~200万円の間で概ね100万円です。
120万円のものを買える可能性はあります。
100万円の不動産は必ず100万円以上で売れますが、購入者が現れないと現金化できません。また不動産の保持に毎年税金と維持費がかかります。
120万円のもの買える可能性は高いですが、タイミングと毎年の経費出費がかかります。
この3つは期待値(価値)はほぼ一緒ですが、利用できる場面がことなります。このように質が異なる同価値の選択肢が沢山有れば有るほど、複雑でバリエーションが増えてプレーは楽しくなります。
分かりましたか? ちょっと気になったので追記しておきます。
山本
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