創作ゲームを作って遊ぶ! 実践編13
ゲーム名:計算3目並べ
子供のころに最初に遊ぶボードゲームと言えば3目並べですね。別名○×ゲーム。3x3のマスに○と×を書いて、3目並べた人が勝ち。だんだんゲームに慣れてくると勝ち負けが付かずに引き分けになるので、すぐに飽きてしまうゲームでもあります。
さてこの3目並べが。上手鉛筆さえあれば、必ず勝ち負けが着き、それでいて算数の要素を入れたゲームになります。計算3目並べです。
用意するも:紙と鉛筆
ルール:紙に3x3マスのボードを書いて、9つのマスに1~9までの数字を書き入れます。どのマスにどの数字を書いてもOKです。1~9は全部足すと45になるので、45点の取り合いゲームになります。
このボード上に通常の3目並べと同じように2人のプレーヤーが順番に○×(今回は分かり易いように○と△にしました)を書いていきます。
3目並んだ場合は、通常の同じで3目を並べたプレーヤーが勝ちとなります。
もし引き分けの場合は自分が印をつけたマスの数字を全て足した数で勝負します。もちろん多い方が勝ちです。
上の場合は左の通常の3目並べでは引き分けですが、右の計算三目並べでは○が18点、△が27点なので、△の勝ちとなります。
ちなみに三角は後手番です。このゲームのミソは後手番は8手目と9手目を連続してプレーできます。なので、ターン数は後手番の方が1手多いです。
これで先手の期待値と後手の期待値をイーブンに近くしています。
数字の配列を工夫したり、使用する数字にバリエーションをもたせると、また別の意味でとても面白くなります。
計算高い大人ほど意外に数字に惑わされて3目並んでしまうことも良くあります。お試しあれ。
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