tk﹏chan
小説まとめ
アリみたいだ どこに向かうわけでもなく 這いずり回って 踏まれるか飴にありつけるか ただ待っている 自分とは何か急にわからなくなった いままで何をしてきたのか ついているだけだった 成長しているように見えた 本質は何も変わってないじゃないか 何も考えたくないから海へ行く 誰か踏んづけてくれないか そのあと土に埋めてくれ いいじゃないか すべてを失ったような顔をして ため息をつく 遠くを見つめる 周りが遅く見える 何でもないような顔して 悩みもないように見える 幸せそう
ピザって10回言って? 彼女はそう言って覗き込んできた 目の前の日陰にびっくりして僕はまばたきする いいよ ピザピザピザ、、 信号待ちの間 指を折りながら数える 彼女は嬉しそうに待っていた ミーアキャットみたいだ 僕が数え終わった後 一息おいて聞いてきた 今日のお昼はなーんだ よくある10回クイズだと思ってたが 今日は違うみたいだ 、、、え?ピザなの! ふふっ、せいかいー! 嬉しそうだね、 だって久々のピザだよー? テンションあがる 僕たちは近