「おはよう」と「おやすみ」を言い合える人がいれば、
緊急事態宣言は終結を迎えようとしている。あとは、首都圏の一都三県と北海道を残すのみとなった。明日25日の諮問委員会が終われば日本全国の緊急事態宣言は解除される。
また、みんなに会える日がくる。
嬉しい反面、緊急事態宣言が終わったからといって、みんなに会いたいかといえば特にそういう気持ちにはなってなかったりもする。
会いたい人もいるが、会いたくない人もいる。
会いたい人には今すぐにでも会いたいが、会いたくない人には会いたくない。
会いたくない人からのお誘いは、まだまだ自粛していたかったりもする。
コロナ前から、やや引きこもり気味の生活を送っていたから、もしかしたら、ずっと外出自粛でもいいのかもしれない。
ただ、日々のどうでもいい話ができる人とさえ話ができればいい。
「今日何してたの〜」とか言って、「今日もいい日だったね」みたいな身も蓋もないどうでもいい話ができる人とは毎日会いたい。
「今日、こんな夢見てさ〜」とか、オチのない話をするのもいいな。
それは欲張りすぎか。
毎日のはじまりとおわりに「おはよう」と「おやすみ」を言い合える人さえいればそれでいいのかもしれない。
会えなくてもいい。
「おはよう」と「おやすみ」の声が聞くことができればそれでいい。
それも今の私には贅沢か。
「おはよう」と「おやすみ」を言い合える人がいれば、