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3-2 最近の仕事のやり方

これは最近始めたという訳ではないけれども、発言の量を調整するようにしている。相手から話しかけられた時に、相手が話したがって私に声を掛けてきたのか、私に話してほしいと思っているのか(何かしら意見を聞きたいと思って話しかけてくれたのか)考えてから、発言するようにしている。

社会人になって早々の20代の頃は、自分の引き出しを引っ張り出して自分の事を多目に話していた。相手に聞いてもらっていた。せっかく話しかけてくれたのに。。
30代に近づくに連れて、人の話をしっかり聴く事を身に着けていきたいと思うようになり、傾聴のコツなどを勉強した。それからは、まず聞く側に回る事が多くなった。
40代に近づいた現在、常に聞く側に回るのがベストだと思っていたけど、実はほどほどに自分の意見や体験談を出していくのが面白がられるという事に気付いた。

話しかけられた時に聞く側に回るムーブに慣れすぎて、楽チンで、考えずにできるようになっていたように思うけど、毎回毎回聞くだけでは、あまり相手との関係が深くなっていかない。仕事で10歳以上離れた若手メンバーたちと話すようになってからはそう思った。同じ目線で意見を出す、ような感じで、自分の思っている事も出していく方が、コミュニケーションがこなれてくる。

相手の気持ちを察しながら発言量を調整していくのは、傾聴するより難しいように思うけど、そこにこそ丁寧なコミュニケーションがあるような気がして、これから身につけていきたいスキル。

つづく

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