著者が語る:<本がすき。>『20世紀論争史』第1章!
『20世紀論争史』は、20世紀に生じた多種多彩な論争について、「教授」と「助手」がコーヒーを飲みながら研究室で対話する形式で進行する。人類史上、過去と比べて20世紀の思想が大きく変遷したのは、コンピュータや遺伝子操作などの科学技術が飛躍的に発展した結果、そもそも人間とは何か、知性とは何か、存在とは何か......といった、従来は哲学の対象とされてきた問題が「科学哲学」の対象になった点にある。
本書の目的は、もはや「科学を視野に入れない哲学」も「哲学を視野に入れない科学」も成立しないという観点から、改めて20世紀を代表する「知の巨人」たちが繰り広げた原点の論争を振り返り、「科学と哲学の融合」のイメージを味わっていただくことにある。「現代思想の源泉」で何が起こっていたのか、読者に一緒にお考えいただけたら幸いである。
さて、光文社「本がすき。」サイトの『20世紀論争史』のページでは、実は無料で第1章「『20世紀』とは何か?」を読むことができる(PP. 12-23)。
お楽しみいただけたら幸い!
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