生産性を上げるために役に立つ一冊

 「すぐ動くのはやめなさい」という本について書きます。著者は元東レの社長の佐々木常夫氏です。

約4年前に読んで、仕事をする上でとても良い影響を受けたと感じている一冊です。

すぐに仕事に取り掛からない、いきなり走り出してはいけないというのは、僕は今も実践していることです。まず全体像をみんなで共有する。そのあとみんなで役割分担を決める。みんなで共有して確認しておかないと、ちゃんと相手は分かってくれているかなとか、不安に感じたりするので良くないですよね。当然ですがコミュニケーションは大切であると。

あとは残業をする人、させる人には4つの欠如があるというのも学びました。

まずは労働基準法により、労働時間には上限がありますよね。それを守っていないのは、常識の欠如。

次に成果と比べ多くのコストを投じたり、少しの成果のために多くの時間をかけてるのではというバランス感覚とプロ意識の欠如。

それから想像力の欠如があるのではないかといいます。残業や休日出勤をしたら家族との時間や趣味に使う時間が奪われて、ストレスで健康を損なう危険があることを考えているのだろうかと。

最後に残業をする部下に口出ししなかったり、相談に乗らずに放置するリーダーがいるとしたら責任意識の欠如だといいます。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!