【PDCA論】PDRAという考え方
ワイズヒューマン@ニシムラです。
今回は以前社内研修で好評だったPDCAをベースにした仕事のススメ方、考え方についてアウトプットしていきます!
ほーっと思ってくださった方、ぜひ周りにも教えてあげてください!
ちなみにこの考え方のヒントはこの本から拝借してます!
皆さんもぜひ見てみてください!
PDCAサイクルを意識しても、なかなかうまくいかないこと。ありますよね。
①目的に即した計画を正確に立てる
②計画通りに行動する
③正確な効果測定で評価する
④発生した課題に対して、迅速に改善する
原因はだいたい③が苦手で④にいけてない気がするのです。
「効果測定」という言葉にとらわれて「できてないなー」と思わされたり「正解」がわからなくなったりしがちなんです。
そこでPDCAではなくPDRAで考えるといいよというお話です!
PDRAとは・・・
P plan 計画
D do 実行
R realize 気付き
A adjust 調整
「計画して」「実行して」 まではPDCAと同じなのですが
その後がちょっと違います。
「やりながら気づいたら」「調整する」という理論です。
いろんなPDCAの本読んでいて、都合の良いところだけピックアップしたらこうなりました(笑)
解説〜R(realize)とは?
プロジェクトや運用を本質に沿って進めながら、変わりゆく環境状況に合わせて、その都度気付く違和感の事です。
「気付き」とは一言で言うと英語でいろんな訳が出てくるのですが
少し考えているのと違うなと思い、realizeとしました。
解説〜C(check)との違いは?
一般的なPDCAサイクルにおけるC(check)はこんな感じでしょうか。
・計画運用通りに進められているのか、その結果どのような結果効果に繋がっているのか。定量的にも定性的にもジョブやタスクの効果を測定する事。
・ゴールに向かっているか、計画に沿ったプロセスなのかが重視される傾向あり。
でもR(realize)はこんな感じで捉えてます。
・進めている計画の本質(そもそもの目的)に沿っているのか。そう考えた時に生じる違和感。
・この場合、万が一思っている計画に沿ったプロセスではなくとも、本質を見誤っていないか否かを重要視すること。
それらを踏まえるとR(realize)気づくためにはそもそも前提条件があるのです。それは以下2点。
・計画、JOB、プロジェクトの本質を認識していること
・現在の状況、位置を正確に把握している事
この2つがないと気付いたり、違和感が発生しにくいのです。
逆にそこを知っていれば自然と違和感が現れてきます。
例えば・・・
やらされ仕事をしている時は別に気に留めないことも、自分自身に大いに関わる時って人間て危機感を感じたり、うまく行きそうでワクワクしたりできますよね。そういう感情のことです。
解説〜A(adjust)調整?って何?
単純に調整とは・・・上述した「鬼速PDCA」にも出てくるのですが、4つに分けて考えてみます。
1)ゴールの調整
そもそものプランの見直しと是非を問う
2)計画レベルの調整
本質の変化、PDCAが枝分かれていく
3)解決策、行動の調整
やる事の優先度の確認や、手法のブラッシュアップ
4)調整不要
がんがんいこうぜ
できるだけシンプルに考えて、調整をかけてまた次のプランを組み直すもよし、実行のタスクを微調整するもよし、がんがんやる推進力にもなる。
調整とはこの考え方だと理解してみてください。
PDRA理論のまとめ
P 計画して
D 実行して
R 気付いたら
A 調整する
ということを提唱しています。
そもそもPDCAとは回すことがゴールではなく、その考え方で成果を得たり、課題を改善したりすることが目的です。
でも、事前に難しいPDCAを設定すると、そもそもそれを上手く進めようとばかり考え「PDCAが回らないこと」に頭がいってしまい「目的は達成できているか」は二の次になってしまうという方も多いのも事実。
そんな時は「目的」に戻り、PDRAに沿って立ち回るときっと考えがシンプルになって次にやることが鮮明になってくれると思います!
P 計画して
D 実行して
R 気付いたら
A 調整する
なんか上手くいかないなーと思ったときは、この考え方を思い出して、お仕事がんがんやってやりましょう!!
ワイズ・ヒューマン@ニシムラでした!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?