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ネズミの薬物実験は定年退職

人が依存症になるのは
辛い現実から逃げたくて、生きる希望としてなるらしい。
そして、抜けられないのは
孤独になるから

ネズミの研究では
薬物が出る餌にレバーをしかけ、そのゲージの中に一匹のネズミを入れるとどんどんハマっていく。
しかし、そのネズミを複数入れると薬物に見向きもしない。

とこの本にあった
『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』

そしてこの本を紹介してる積読チャンネルに最近ハマってます。

私はすごくその体験があって、
この1年間本当に孤独と繋がりを感じた。
救ってくれたのは
近くの友達。
そしてその人たちに会えるのが近くの飲み屋さん。
ゆるく繋がってるから
特に事前の連絡はしない。
行ったら誰かいる。
その人たちにただ話を聞いてもらって、
共感もアドバイスもされない。
ただ、ただ聞いてもらう。
今思えばある種のカウンセリングだった。

正直そこにお酒は是々非々ではない。
集まる場所が大切で、集まる人が大切なのだ。
忙しすぎて行けなくなると自分が保てなくなる感覚がある。

それって自分を苦しめる中から救ってくれるカウンセリングを自ら放棄しているのと同じ。
このゆるい繋がりがあれば人は生きていけるのかもしれない。
仕事の都合でSNSの更新もやめ、
廃業から仕事関係の人とコンタクトもなくなった。
そんな私がたどり着いたのは
ご近所さんだった。
春のブログにも書いたけど
本当、定年退職した人はこう言う気分なのかも。

明日また集まりに行けるだろうか。
年末は本当に忙しすぎる。
大型連休なんていらないから
ゆっくり仕事をさせて欲しい。

また会えるかなと思えるだけでもありがたいのかも。

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40歳高卒の経営者がインターンになってハーバードを目指す
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