
読書は年間50冊。これが結構難しい。
2025年のスタートはまずまず順調。1月を1週残したところで4冊を終え、5冊目に突入している。(この調子で推移させれば、長期休暇期間などを有効活用すれば50冊クリアできるはず)
もちろん、世の中にはもっとたくさん本を読んでいる人がいることも知っている(その逆も然り)。しかし、教員の仕事と並行して、読書の時間を確保するのは意外と難しいのも事実であり、自分なりにハードルを上げた状態で設定した数字が50冊なのである。
若い頃はビジネス書、教育書といった「説明文」を中心に読んでいたためか、もっとたくさん読むことができでいたのだが、数が減ったのには明確な理由がある。
「長編の物語を積極的に読むようにした」
間違いない。
かつて、国語科の研究に没頭していた時、自分よりも鋭い「読み」をする人にたくさん出会った。これが私に火を着けたといってもいい。
自分なりの解釈がいかに浅いものであるか、身に沁みて反省する機会が、かつてあったのである。
この差は何かと考えた時、当たり前だが「読書量」が違うことに気がついた。彼らは圧倒的に多くの本を読むことで、物語を読む上でのセオリーやポイントを身につけていたのである。
こうなったら自分もやるしかない。
ビジネス書の購入を減らし、その分を長編物語に充てていく。
こうして、読書修行が始まった…