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アイドル冬の時代からグループアイドルの時代、日本の音楽史の変遷の中でアイドルというものが確立されていきます。様々な視点からアイドルという事象を掘り下げます。
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#モーニング娘
「アイドルは成長の物語だ」というマーケティングに異を唱えたい
実際にそんな話をしている分析の記事を山ほど読んだ。しかし、これに違和感を覚えるのだ。今、アイドル業界が突入しているフェーズは「成長の物語」だろうか?何も知らない子が花開く様と評するのであれば、開いた花は枯れ落ちるというのか。
【”分断の時代”への突入】
このマガジンの最初でも、アイドル業界というのが分断の時代に入っているという話をした。メジャーとインディーズ、黎明期のTIFで混ざりかけた
アイドル戦国時代の終焉
最初に述べておきたいのは、アイドル戦国時代は終わった、ということだ。アイドルブームにおいて、様々な事務所、全国地方のアイドルというのが生まれた状況を指して、アイドル戦国時代と言われてきたわけだが、今年、アイドルは新たなフェーズへと突入しようとしているのである。
【何が起こっているのか】
では、アイドル業界に何が起きているのか。いくつかのポイントをまとめてみた。
・戦国時代を支えたグルー